こちら日本では昨年8月20日のお昼頃、
アメリカ現地では19日深夜11時、娘は母親になりました。
その年のお正月、日本帰国中に妊娠判明、
帰米してからの毎日は本当に大変でした。
余程ツワリも軽かった娘でしたが、とにかく何もかもが初めての経験で、
日米の医療制度や習慣の違い、さらには言葉の壁が大きく立ちはだかりました。
娘の英語力は言うに及ばず、
堪能な婿くんであっても妊娠出産に関しての言葉は未体験ゾーン、
二人で必死にいろんなことを調べ学び、やっと出産の日を迎えたのでした。
その出産にでさえ、万一を考え、電話ではありましたが通訳を依頼して臨むほど、
婿くんは準備万端に整えてくれたことに感謝しています。
実際には無痛分娩を選択していたため、陣痛の合間には皆でお喋りし、
波が押し寄せるたび「Let's go!」の合図で分娩室にいるスタッフも私たちもみんなで一緒にいきみ、
チームで臨んだ出産であったことを思い出します。
その中で、臍の緒を婿くんと私も、二人で切ったことは最良の思い出として残っています。
その時生まれた孫④が、初誕生を迎えました。
先立ってのお祝いには、日本人のアキコさんにケーキを焼いてもらったそうです。
シフォンケーキのデコレーション、やっぱりアメリカナイズされているとは感じますが、
アメリカンケーキとは一味も二味も異なります。
そのアキコさんとは、昨年の出産の数時間前、私を交えてランチしたんでしたっけ(笑)
そして、この時期ではありましたが、
お食い初めもお世話になったボニーさんご夫妻が駆けつけてくださり、お祝いを。
プレゼントの絵本の入った袋を見つけると自分から近寄っていって探り出したそう。
お目当てはカラフルな包み紙だったみたいですけどね。
その後、娘の作ったスマッシュケーキを
存分にグチャグチャにして食べる姿を見守ってくださったそうです。
スマシュケーキ:最近アメリカ等で人気の、1歳の誕生日に自由に食べさせて祝うケーキ
ケーキのヨーグルトクリームで顔も周りもぐちゃぐちゃにした後はお着換え、
昨夏NY在住のミョウガさんにお祝い頂いた服も着られるようになりました。
HANA、健やかに!!
それだけがみんなの願いです・・・
「健」。
「建」は「聿:筆の原字で筆を手で立てて持つさま」+「廴:あるく」の会意文字で、
すっくとたつ・体をたててあるく意を含みます。
「健」は「イ:人」+「建」。
「建」が単に立つの意となったため、
「健」の字で、体を高く立てて行動するという原義を表すようになりました。
すこやか・体を高く伸ばして元気が良いさま・元気があふれて力強いさま等の意。
そして昨夜、こちらは21時過ぎ、現地は19日朝。
家族のお祝いに参加してね、と娘から連絡が。
婿くんのアイデアという「1」の付いたTシャツ姿の孫④とともに皆でリモートバースデイパーティ。
もう一度スマッシュケーキを食べる様子を見ながら改めてお祝いをしたのでした。