骨 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
よろしかったら、画像をクリック、拡大して、筆勢などをご覧下さい。

 

 

 

本日は土用の丑の日、

 

朝から、いや実際には数日前から新聞の折り込み広告には鰻がてんこ盛り。

 

 

 

 

すでに我が家は前倒しで鰻丼を食べたから、本日は見てるだけ~

 

・・・も辛いのでちゃーんと準備、

 

だけど鰻は鰻でも鰻の骨煎餅!!

 

 

 

 

「骨」。

 

「冎」は、上部は大きく穴のあいた関節の受ける方の骨で、

 

下部はその穴の中にはまり込む関節の下の方の骨を表します。

 

「骨」はそこに「月:体」を加えた文字。

 

ほね・滑らかに動く関節のほね・物事を組み立てる芯になるもの・からだ等の意。

 

 

 

18日の写真

 

 

このかなりグロテスクな中から身と肝は既に完食、

 

骨だけ残して軽く塩胡椒、片栗粉をまぶしてじわじわ揚げたもの。

 

見た目と裏腹、パリパリで実に美味しい。

 

 

でも、それだけじゃね、と土用蜆を。

 

 

 

 

次男夫婦が今年蜆獲りにはまり、

 

5月頃から我が家は頻繁に蜆をご馳走になっている。

 

今日はお吸い物に。

 

細かなしじみだが、実に濃厚な出汁が出て旨いことこの上ない。

 

そしておまけの土用餅。

 

 

 

 

おはぎのようだがおはぎではない。

 

つまり中が半殺しの餅米でなく、お餅という代物。

 

私は子供の頃から毎年食べている。

 

 

鰻、蜆、餅。

 

暑さを迎えるこの時期の、要は養生の食品たちだ。

 

どうか皆様、これらの食品だけにかかわらず、

 

身体を厭い、この夏をそしてコロナを共に乗り切りましょう!