本日は土用の丑の日、
朝から、いや実際には数日前から新聞の折り込み広告には鰻がてんこ盛り。
すでに我が家は前倒しで鰻丼を食べたから、本日は見てるだけ~
・・・も辛いのでちゃーんと準備、
だけど鰻は鰻でも鰻の骨煎餅!!
「骨」。
「冎」は、上部は大きく穴のあいた関節の受ける方の骨で、
下部はその穴の中にはまり込む関節の下の方の骨を表します。
「骨」はそこに「月:体」を加えた文字。
ほね・滑らかに動く関節のほね・物事を組み立てる芯になるもの・からだ等の意。
このかなりグロテスクな中から身と肝は既に完食、
骨だけ残して軽く塩胡椒、片栗粉をまぶしてじわじわ揚げたもの。
見た目と裏腹、パリパリで実に美味しい。
でも、それだけじゃね、と土用蜆を。
次男夫婦が今年蜆獲りにはまり、
5月頃から我が家は頻繁に蜆をご馳走になっている。
今日はお吸い物に。
細かなしじみだが、実に濃厚な出汁が出て旨いことこの上ない。
そしておまけの土用餅。
おはぎのようだがおはぎではない。
つまり中が半殺しの餅米でなく、お餅という代物。
私は子供の頃から毎年食べている。
鰻、蜆、餅。
暑さを迎えるこの時期の、要は養生の食品たちだ。
どうか皆様、これらの食品だけにかかわらず、
身体を厭い、この夏をそしてコロナを共に乗り切りましょう!






