いつになったら出来上がるのか・・・
最近は3か月もあれば完成するという家の建築事情に逆らって、
スローペースであるのは承知の上だった。
昔は1年かけて建てあげたという話も聞くが、今は令和に入っているのに。
一つ言えることは、手抜きなど耳にするがそれとは無縁、
そこまで・・・と思うくらい手をかけて取り組んでくださっている。
2階部分の足場を近く外すと聞いて、
昨日、私は初めて足場に上って2階外壁を間近で見た。
1枚1枚壁板を貼り、そのつなぎ目に細い縁が貼られた。
・・・これを見て初めて思った、トタン板ってこの模写だわ。
これは屋根の一番外側を見上げたところ。
大屋根は大きな1枚屋根「ノ乀」型だが、その1辺「ノ」部も2本の木が継ぎ足されている。
その継ぎ足し方もこんな感じ、手をかけてもらっている。
・・・そりゃ、時間もかかるわねぇ(笑)
屋内だけでなく、2階軒先も木の香り漂い、
また防湿防腐加工の壁板と木肌そのままの色とのコントラストも面白い。
バルコニーというにはあまりにゴツイ、木の手すり。
一つ一つが手作りの時代に逆らった我が家は、いつになったら出来上がるのか(笑)
進捗状況は遅々として、が、着実に少しずつは手が加わっている、
オシャレ、スマートとは無縁の木の家です。
「木」。
立ち木の形を描いた象形文字。
き・上に葉や花をかぶった立ち木・物を作る材料としての木・木で作ったもの等の意。
また五行の一つで、方角は東、色は青、時節では春、
十干では甲と乙、五音(ごいん)=五声(中国の音階、宮・商・角・緻・羽)では角、
に充てます。
玄関吹き抜け上部の天窓、
木の香漂う中で、ここは私の好きな場所になりそうです・・・