豆 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
よろしかったら、画像をクリック、拡大して、筆勢などをご覧下さい。

 

 

 

 

 

5,6分咲きの見頃の堤の桜も今日は雨で濡れていた。

 

花びらから雨粒が。

 

まるで桜の涙のように・・・

 

 

一方、数日前にはたったの一輪の開花だった山桜も、

 

暖かな母の部屋の中で日ごとに蕾を膨らませ、今日はこんなに。

 

 

 

 

 

私の花より団子の精神は母譲りなのか、期待程も母は喜ばないのが残念だけど、

 

流石ヘルパーさんはちゃんとそのあたりも話題に上げて会話を誘導、

 

朝、明るい表情のまま母はデイサービスに出かけた。

 

 

さて、世の中がこんな状況だけど不安や不満ばかりも言ってられない。

 

毎日の生活がある。

 

情報収集と冷静な判断、そしてできる限りの予防の上で、

 

仕事もしなければならないし買い物にも行かなければなりません。

 

その中で私は、家族や友人たちと連絡を取り合ったり情報交換しながらの時。

 

できる限り明るくと知恵を絞る。

 

同じように考える友がこんなものを作ったと差し入れ。

 

こちらはお孫さんが我が家より大きいから一緒に作ったのですって・・・

 

 

 

 

このコロコロ丸いものは「多度豆」という。

 

多度神社に行けば必ず買ってくるお土産なのだけど、これが手作りできるとは!

 

こちら、本名は「八壺豆」とか。

 

 

 

 

ネットよりお借りした上の画像を懐かしく眺めた。

 

どんなものかというと、中に大豆が入っていて周りをきな粉で固めたもの。

 

友の作ったものは白い粉は砂糖と青のり入り砂糖の2種とのことだ。

 

切ってみると・・・

 

 

 

 

中の豆は落花生でした、これもありね。

 

きな粉の風味が懐かしく素朴な味だ。

 

 

「豆」。

 

高坏(たかつき)を描いた象形文字。

 

じっと一所に立つ意を含みます。

 

のち、高坏の形をした まめ の意に転用されました。

 

 

だけど多度豆作り、と~っても手間がかかりそうよ。

 

そんなことも厭わずに自宅での時間をこんな風に家族で上手に使っていらっしゃる友。

 

私も早く孫と一緒にお料理したいな!