鰻 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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本日は孫①の4歳の誕生日。

 

昨夜は次男家族水入らずでプレ誕生日を祝ったとのことだが、

 

やがて1か月とは言え産後まだ日も浅いお嫁ちゃんとスイカ太郎も加え、

 

今夜は家族みんなで我が家で集まろうと予定している。

 

さて、それにつけ献立をどうしようか・・・

 

まず、孫①の好物であることは必至。

 

また、次男お嫁ちゃんの出産お疲れ様会も併せるから、彼女の好物であることも重要なポイント。

 

そして今後の予定を鑑みれば、

 

近く長男は今年も留学生添乗で暫く家を空け、その間お嫁ちゃんは実家に帰って羽伸ばしの予定。

 

ということは、土用の丑の日に長男家族は不在ということ。

 

なら、前倒しで鰻は?

 

私の提案に、あっという間に家族全員の賛成票が集まった。

 

遠く娘からも賛成の声が届き、冷凍しておき来月持参の線で話が決まった。

 

今年もやっぱりヘソクリはたいて重労働のダブルパンチ(笑)の鰻10本コースだ、

 

言い出しっぺは私だから仕方ない・・・

 

 

「鰻」。

 

「魚」+「曼:かぶさって垂れる・細長く伸びる」の会意兼形声文字。

 

うなぎ。

 

深海で産卵、孵化後、淡水に遡上する降河回遊という生活形態をとります。

 

日本では奈良時代『万葉集』に「武奈伎(むなぎ)」として初出し、これがウナギの古称です。

  

 

早速捌いてもらって届いた生鰻10尾。

 

 

 

忘れずに肝と骨も付けてもらった。

 

 

 

骨は早速骨煎餅。

 

今年は片栗粉を切らしていたので素揚げにしたが、それで十分、

 

ちょっと見た目はグロテスクだが、パリパリ美味しい。

 

 

 

それと並行して次々白焼きにする。

 

 

 

というが、これが結構手間がかかり、おまけに暑いし熱いし重労働。

 

でも、ここまでの下ごしらえしておけば、

 

後は食べる直前にタレを煮絡ませてジュっと炙って蒲焼でいただくのみ。

 

さあ、ここまで来ればもう大丈夫、

 

まずはお味見、焼きたて白焼きをワサビと塩で・・・これが役得っていうものね。

 

 

 

ところが、ところがだ。

 

よ~く考えてみると、

 

私たち夫婦と長男夫婦、次男夫婦、そして娘夫婦でもう8本行先が決まっている。

 

今年は孫①も一応1本、残りの1本は母と鰻デビューの孫②で分ける。

 

ってことは、もうここで白焼き1本の私の目論見は大きく外れていることに気付いた。

 

今食べたら、今宵私の分だけ無しってことに。

 

でもよかった気付いて・・・

 

仕方がないから、やっぱりお昼はいつものように昨夜の残り物だけで済ませましょう(笑)

 

「鰻を10本!」と言われるけれど、こんな風であっという間に無くなっていくのです・・・

 

 

さ、お昼を食べたら、

 

今のうちに、まるで鰻のように巨大な胡瓜を刻んで酢もみの下ごしらえでもしておこうかな。