すだちを頂戴した。
しかも箱ごと、こんなにたくさんどうしよう~
心配御無用、顔を合わせた方に声がけすれば、喜んで皆さんもらってくださる。
そりゃそうね、今年は秋刀魚豊漁の報。
夕食時にはあちこちから秋刀魚を焼く匂いが流れ出てる。
秋刀魚とすだちは切っても切れないご縁があるもの・・・
あ~あ、残念だったわ、
先日のウチの秋刀魚はすだちが無いものだからレモンで代用、
ま、それはそれで美味しかったけれど、
近々もう一度秋刀魚にしなきゃ。
焦げた秋刀魚の皮にジューっとすだちを搾って軽くお醤油、
思い浮かべただけでヨダレが出るわ。
戌年生まれの私はパブロフの犬そのものね。
「搾」。
「窄」は「穴:狭い穴」+「乍:刀で素材に切れ目を入れるさま」からなり、
狭い穴に無理に詰め込むことを示します。
「搾」は「扌:手」+「窄」で、狭く締め付ける動作を表した日本製の漢字。
中国では「扠(サ)」の異体字として「搾」を用い、親指と人差し指をV字型に開いた幅をいいます。
さて、でも残り少なくなってきたすだちの箱を覗き込み、
今夏何度も画像で見かけた献立への挑戦を思い立った。
初挑戦だ。
ストックの蕎麦はある。
今朝はまるで高原の朝のように涼しかった。
だけど、昼間はまだ暑くなるとの予報。
よし、この期を逃してはまた来年となってしまうと、決行だ。
レシピを検索、まずすだちの輪切り。
あとは蕎麦を湯掻いておつゆをつくるが、薬味はそう重要でもないらしい。
かくして出来上がった、すだち蕎麦。
食べ方もちゃんと調べてあるのよ、すだちを除けて蕎麦を食べる。
そしてある程度したらすだちを取り出すのだそうだが、これはすだち自体の苦みが出てしまうからとか。
柑橘大好きの私にとってはそれこそが旨味と思うのだけど本日は定石どおりにいただいて、
すだちを取り出した後は一味をかけて。
はい、満足の一食でした。
・・・はまったかも。
反省点
・ 盛り付けが難しい・・・奇麗にすだちが並ばない、どこが違うかよく見て考えましょう
ネット上よりお借りした画像
・ すだちを輪切りにするのが難しい・・・小さくてコロンと丸いから、薄く均等の厚さに切るのは至難
以上2点を克服した暁には、きっと綺麗に美味しくできると思う。
そしてやっぱり真夏に食べたい。
来夏に乞うご期待!






