保 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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息子がこんなものを我が家に持ち込んだ。

 

 

 

保存食の備蓄品のうち賞味期限が切れそうなものとのこと。

 

 

「保」。

 

「保」の古文は「呆」で、子供をオムツで取り巻いて大切にするさまを表しています。

 

甲骨文字は子供を守る人を表します。

 

「保」は「イ:人」+「呆」で、保護する・保護する人となり、

 

たもつ・やすんずる・外から守って安全を維持する等の意。

 

 

「缶のパン」というから「乾パン」かと早とちりした私だが、見てみるとなかなか美味しそうである。

 

我が家でも

 

先日来の家の片付けの際、自治会から支給されていた非常持ち出し袋を点検すると、

 

こちらも期限の切れたアルファ米のご飯が出てきたから、

 

もったいないから今のうちにと食べたところだった。

 

それでもまだこれだけ残っている。

 

 

 

 

お湯を加え待つこと20分、改良がなされてよほど美味しくなっていたと思う。

 

でも、もしもの時にこれが続くとなると、かなりきついだろうということは想像に難くない。

 

それに、そんな時にお湯がある?

 

課題山積、良い体験をしたのだと家族で話していたばかり。

 

乾パンもあったから口を開け、

 

今回の缶のパンも食べてみることに。

 

 

 

贅沢を言ってはいけないが、このパン、やはりそのまま食べるのはちょっと厳しい。

 

アルミ箔の蓋をふんわりかぶせてオーブントースターで焼いてみた。

 

 

 

 

これならふんわり、結構行ける。

 

・・・ということで、これを本日月曜朝の朝食とした。

 

週明けの朝だし、スープやサラダ、おかずももちろん共にの朝食。

 

飽食の時代の、

 

危機管理に対する甘い気持ちを噛み締めながらの朝食だった。