息 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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昨夕 主人の持ち帰ったものは、こんなにたくさんの蕗の薹!

 

 

 

我が家へは、知人が知人に貰ったという又貰い、

 

最初の方はどんなにたくさんの蕗の薹を採っていらっしゃったのだろうと想像する。

 

きっと春の息吹が満面の野原で採ってみえたことだろう。

 

 

「息」。

 

「自:鼻」+「心」の会意文字で、

 

心臓の動きにつれて鼻からすうすう息をすることを示します。

 

狭い鼻孔をこすって息が出入りすること。

 

すやすやと平静にいきづくことから、い安息・生息などの意となります。

 

また、生息する意から子孫を産む → 息子の意にもなりました。

 

 

この蕗の薹を見てはじっとしていることもできず、

 

夕食準備はできていたにもかかわらず、追加の天婦羅に早変わり。

 

 

 

 

春の息遣いを体内へ・・・ほんのり苦みが何とも言えない。

 

この苦みこそが春のえぐみ、

 

暖かな日差しを感じる今日は、2月も終わりに近い春爛漫。

 

 

昨夕、母を連れて行っていた整形外科の病院待合で見たオリンピック選手団帰国の記者会見。

 

それぞれの選手にそれぞれの花が咲き揃っていた。

 

そして、あの場にいなかった選手の花も・・・

 

咲き誇る笑顔の裏にある涙も苦しみも全てが美しい。

 

それぞれの花の美しさは、その花自身が一番よく感じているのだと信じて。