解 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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屋根にしっかり積もった雪も、陽が当たって解け始めた。

 

 

「解」。

 

「角:つの」+「刀」+「牛」で、刀で牛の体や角をばらばらに分解することを示します。

 

とく・とける・一体をなしたものをばらばらに分ける・ときほぐす・不明な点や理由を明らかにする等の意。

 

 

ベランダにたまっていた雪も柵の影に区切られのながらも次第次第に解け始めた。

 

 

 

 

樋(とい)にたまった雪から下がる結構大きなつららも解け始め、

 

つららの先からぽたりぽたりと雫が落ちる。

 

でも、まだまだ寒気にすっぽり包まれて、陽が差したかと思うとまた雪の舞う本日。

 

夕刻から夜そして未明に至るまで、きっと今夜も零下の気温、

 

解けた雪がまた凍りそう。

 

寒気はそう簡単には退散しないわね。

 

スリップ、転倒、どちら様も足元には十分にお気をつけてと言う前に、

 

まずはそそっかしい自分が一番気をつけなくちゃ・・・

 

 

こんな寒い日はまた家仕事。

 

本日は学生時代の名残の箱の断捨離を。

 

 

 

 

お手本やら提出2番手作品に混じって、卒論の原稿まで。

 

「呉昌硯(ごしょうせき)の画賛における行草についての考察」

 

あはは、難しい文献からの逃避を図って、資料を画賛に絞って調べたんだったわ。

 

今じゃもう、こんな漢文読めないし・・・

 

 

 

 

ぶつぶつと独り言ちながら、大漢和全13巻を段ボール箱に詰めたのでした。