梅 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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朝起きるとお風呂の給湯器が何やら点滅してる。

 

ドキリとして確かめると雪のマーク、自分で保温を始めたらしい。

 

とうとう四日市も氷点下の朝を迎えたようね、エラーじゃなくてホッとした。

 

そんな呑気なことを言ってる場合じゃないわ、各地からは雪害の報。

 

加えて明日からセンター試験。

 

不安な、また大変な思いをしてみえる方もいらっしゃるよし、お見舞い申し上げます。

 

 

冷たい朝は、だけど晴れ間を連れてきた。

 

空気はやっぱり冷たいけれど陽ざしを貯め込めば暖かいから、

 

今日は物置の中の品の選別日和。

 

お宝など出てくるはずもないけれど、

 

片付けを手伝いに来る息子たちに すべてよしなにとも言い切れずに、

 

箱の中身を一応チェック、本日は箱物陶器の部。

 

・・・これが時間を無駄に必要とする作業だと重々わかっているのだけれど。

 

 

 

 

するとやっぱり出てくるのよね、

 

これは従妹の結婚の引き出物、蓋裏の書に気づいてしまえば捨てられない。

 

 

 

 

ということでお取り置き。

 

次々心を鬼にして断捨離を決める中、可愛い梅の万古焼湯飲みに出会った。

 

 

 

「梅」。

 

「毎」は「母」の上に まげ を載せた形の会意兼形声文字で、

 

母親がどんどん子を産むことを示します。

 

「梅」は「木」+「毎」で、多くの実を成らせ、女の安産を助ける木のことで うめ。

 

その身を食べると悪阻に効き、また多く実るので安産や結婚を寿ぐ印とすることがあります。

 

 

多分大量生産のものなのだろうけれど、そんなことは関係ない。

 

普段使いの万古焼きはこんな色ばかりだから、

 

 

 

朱色の華やかなセットはすぐに使おうと箱から出した。

 

 

 

熱いお茶でちょうど一服、ささらがた を。

 

 

 

五角の絵馬は合格のお導き?

 

そろそろ梅の便りも聞こえ始める。

 

・・・天神様の言う通り。

 

 

北野天満宮前 喫茶 梅 さんにお届けした「梅」