人 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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お正月、特別にお腹にもたれるほどのご馳走を食べたわけではないけれど、

 

それでも今日は人日(じんじつ)、

 

やっぱり七草粥は食べなくちゃ。

 

 

「人」。

 

立っている人を横から見た形で、ひと・人間をいいます。

 

手足を広げて立っている人を正面から見た形は「大」、

 

体をかがめた人を横から見た形は「勹」、

 

人の胸に×型の文身(一時的に描いた入れ墨)を加えた形は「匈」で「胸」の原字、

 

妊娠して腹の大きな人を横から見た形は「身」、

 

人の腹の中に胎児のいる形は「包」・「孕」。

 

また、人(=儿)が頭上に火の光を載せている形は「光」、

 

「口:神への祈りの分である祝詞を載せている形は「兄」。

 

踵を上げてつま先立ちしている人を横から見た形は「企」等々。

 

 

「人日」とは、五節句の一番最初の節句で、

 

この日は七草粥を食べて一年の豊作と無病息災を願う日であり、

 

人を大切にする日といわれます。

 

 

 

 

お粥と言えばコトコトお米から煮るのが本来だけど、

 

我が家は簡単に冷ご飯を煮返し、そこに春の七草を加えて調味するという簡単なもの。

 

それでもほんのり春の香漂い、胃に優しい朝食で1日をスタートさせました。

 

特別にに美味しいというわけでもないけれど、

 

母と一緒にも歌う春の七草の歌も、母には嬉しそうでした。

 

 

さて、ここの所、時間を見つけては片付け・断捨離に励んでいますが、

 

本日は母の家の物置きを。

 

そしたら出てくる出てくる、懐かしい品々が。

 

 

本日の目玉は古い将棋盤。

 

何の木製なのでしょう、ずっしり重い将棋盤が出てきました。

 

 

 

脚は外れそう。

 

でも、あちこちの傷からもいろいろな思い出が蘇ってくるのは楽しくもあり、

 

捨てずに我が家に持ち帰りました。

 

 

 

 

私は専ら山崩し専門だったけど、

 

父とではなく、しょっちゅうおじいちゃんと対戦していた兄は結構強かったはず。

 

この将棋盤を見たら懐かしがるだろうなぁ、

 

・・・こんな風で断捨離は遅々として進まないのです(;^_^A