博 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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「お伊勢さん菓子博2017」が開かれているのは知っていた。

 

正しくは「「第27回全国菓子大博覧会・三重」というのだそうだ。

 

 

「博」。

 

また「忄」を用いて「慱」と書くこともあります。

 

「専」は「「甫:平らで広い苗床」+「寸:手の動作」で、平らに広げることを表します。

 

「十:集める」+「専」の「博」は、多くのものが平らに広がること。

 

国字として、博士や博覧会の略として用いられます。

 

 

地元の開催ということもあってニュースで何度も様子が映ったし、

 

又知り合いのお菓子屋さんからは、

 

大きな展示作品の飾りつけ手伝いに参加したという話も伺った。

 

だから関心はもちろんあったのだけれど、残念ながら出向く機会は失っていた。

 

だけど会期終了も迫った今、やはり近所で行かれる方は多いよし、

 

昨夕、この博を記念して作ったという復刻版赤福をお土産にいただいた。

 

 

 

 

 

どことなくレトロな包装紙。

 

因みに現在の包みは文字も赤く色使いが異なる。

 

 

この色使いに馴染んではいるけれど、単色刷りの復刻版も乙なもの。

 

添付の 伊勢だより は おかげまいりの浮世絵図と、こちらも趣深い。

 

 

そして、菓子博会場では、こんな2色餅もふるまわれたのだとか。

 

ネットより借用

 

食べて見たかったな・・・

 

では、復刻版黒糖味の赤福を実食。

 

 

見た目も餡の色が濃くて少し違いを感じたが、食べてみるとやはり異なる。

 

ずっしり来た。

 

黒糖風味が濃厚で、

 

欲張って3個お皿に載せたのだけど、さすがの食いしん坊も2個で十分。

 

存在感大の赤福でした・・・