ドドーンと、何とも不気味な蜘蛛の姿!
「蛛」
「虫」+「朱=株:一所にじっと止まっている」の会意兼形声文字で、
網の真ん中にじっとしているクモ。
蜘蛛(チチュウ)とは虫の名でクモのこと。
「蜘蛛」の成り立ちは、
蛛することをよく知る、つまり、獲物を糸で絡めとることに長けているということから。
また、「蜘」だけでもクモを意味します。
これは中学生の美術作品、ただいま地区の小・中学校の授業成果を発表する美術展を開催中。
上のクモを制作したのは、大きなパッチリした目を持つ明るいテニス少女。
制作途中から話はしてくれていたが、出来上がったものを実際に見て、
およそ今時のキャピキャピ女子と一味違う目の付け所に拍手喝采。
何事にも一生懸命な女の子だから、
美術作品だけでなく、これからもどんどんいろんなことに挑戦するだろうと楽しみだ。
さて、我が家の子供たちの作品を展示していただく時期には何度か足を運んだけれど、
その時期も終えてしばらく、久々の展示を拝観した。
左、小学生の作品の中には大人顔負けのものも。
右、中学生の作品となると、それも尚更。
そして多彩な作品の中には、中学生による篆刻作品もあった。
中学校においては書写の時間はあっても書道の授業はないから、
落款印(篆刻作品)をつくる場合は美術の時間中に行うこととなるため。
印面もなかなかシャープで良かったが、それはともかく石自体の装飾がもっと面白かった。
こんな自分の落款印を持っていたら自慢したくなっちゃうね!
多くの作品だった。
それらは各学校によって特色があり、それはつまり指導者の色ということ。
題材は何であれ、
先生方には、生徒たちの良いところをもっともっとどんどん伸ばしてあげて欲しいと切望して。




