先週の風の冷たさは忘れてしまったように、本日は暖かい日差し。
こんな日の自転車行は気持ち良い。
とはいえ年の瀬、ゆっくり寄り道している暇はないから、ハァハァいいながらペダルを漕いだ。
だけどこれだけはチェック、近所の金柑の色づき具合。
しばらく通らなかった道だけど、いつの間にか随分色づいてきていた。
橙色の濃さが増し、霜の降りるに連れて甘さも増しているはずだと、
師走の細道で、ひとりでに頬が緩む。
向かったのは郵便局、年賀状用にと海外グリーティング差額切手を買いに。
「差」。
「左」は そばから左手で支える意を含み、交叉の「叉:ささえる」と同系の字。
「差」は「穂の形」+「左」。
穂を交差して支えると上端は × 型となり揃わないので、そのジグザグした姿を示します。
違い・揃わないで生じた違い・引き算の答え等の意。
今年の柄は ざるそば と 親子丼。
ざるそばの横には おつゆ差しと山葵、親子丼の横には塗りの匙と薬味入れの瓢箪が。
ちょっと小ぶりのサイズは貼りやすいし、残ったものも普通に国内で使えるから、1シート買った。
去年はラーメンとすき焼き、その前はお寿司と天ぷらだったわね。
日本を離れて暮らす方は、やっぱり日本食が懐かしいのでしょう。
世界中どこででもで日本食を食べることが出来るけど、
やっぱりおふくろの味は文句なしに特別の存在のはずだから・・・
昨夜は年賀状のいくつかのパターンを考えた。
ざるそばと親子丼、
お正月は新居で迎える娘夫婦の所には どっちの切手を貼ろうかな?





