嫋(ジョウ・しなやか・たおやか) | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
よろしかったら、画像をクリック、拡大して、筆勢などをご覧下さい。

 

少々のオーバーペースに、疲れがたまって体が重い週明け。

 

そんな時ほどいろいろと雑用が重なる。

 

が、そんな時に限って現れる友は いつものように花を抱えて。

 

昨夕、友の腕の中で無造作に新聞紙にくるまれていたのは小手毬だった。

 

  

 

真っ白な小花が集まって鞠となり可愛らしい。

 

それなのに大きく枝をうねらせて、風になびき柔軟に揺れ動く。

 

そのしなやかさが好きで、道すがらにある小手毬の姿を あちらでもこちらでも探していた。

 

 

早速活けて、その脇で友と長話。

 

彼女自身が小手毬のしなやかさ。

 

たおやかに毎日を生きている。

 

何でもないことも、ゆったりとしたリズムで話す友とのおしゃべりは気持ち和ませてくれた。

 

私も生き返る・・・

 

 

「嫋」。

 

「女」+「弱」の会意兼形声文字。

 

「弱」は「「弓」×2 に「彡:模様」を添えて、美しくしなやかな弓を示します。

 

よって「嫋」で、女性の細くたおやかなさまを表します。

 

 

明けて本日は暑いくらいの天気。

 

所用に出れば、小花ばかりが目に入る。

 

 

    

 

どれもこれも可愛らしく輝いている。

 

小さな花も其々が陽をいっぱいに受けて・・・