堀 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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昨日の日曜、暖かさに誘われて、ちょっとドライブ。

 

孫と次男お嫁ちゃん、そして母と私も加えて女4人に、日頃の労い兼ねて、主人が提案してくれた。

 

何でも希望を聞いてくれるということで、

 

お昼はお嫁ちゃんは天丼、母と私は海鮮丼をご馳走してもらって、

 

その後お花見、帰りに買い物というコースに落ち着いた。

 

多分主人としては、

 

それで夕餉に息子たちも揃った時に、ビールが1本多くなることを期待してのことでしょう。

 

下心は見え見えだけど、気付かぬふりしてお言葉に甘えましょう・・・

 

 

 

母も一緒、あまり歩くところは無理なので、桑名 九華公園はどうかと目指した。

 

 

 

丁度よく花をつけたひと枝を見つけ、お堀端に車を停めて、母は車からの花見となった。

 

 

「堀」。

 

「屈」は「尸:しり」+「出」の会意文字で、尻の方へ進む ⇒ 後退することを表し、くぼむ意を示します。

 

「堀」は「土」+「屈」で、土を掘って作った くぼんだ穴のこと。

 

国字では、土を掘って作った通水路をいい、

 

防備のために城の周りを掘って水を貯めてあるところをいいます。

 

 

桜まつりは始まっているものの、開花はせいぜい一分、人影もまだまばら。

 

のんびりブラブラぐるりと周ると、お掘りには大きな金魚が!

 

 

 

聞けばこの辺り、5月に金魚神輿のお祭りがあるのだとか。

 

あちこちにいくつか浮かぶ真っ赤な金魚は目にも鮮やかで、

 

孫もそちらの方へ視線を向けて大きな声を揚げ手をバタバタして喜んだ。

 

お堀脇をぐるりと一回り。

 

 

途中、こんな灯篭も見つけた。

 

 

 

お堀めぐりもできるとレジャー情報も仕入れながらの散歩は、

 

爛漫の春の陽を浴びながら心地よかったこと・・・

 

そして、いつもはゆっくりとは買い物もままならないだろうお嫁ちゃんも一緒に夕餉の買い物、

 

主婦同士の情報交換もまた楽し。

 

もちろん、大きな体が集まっての賑やかな夕食は、

 

長男お嫁ちゃんのご実家からの差し入れも加わって、進むこと進むこと・・・

 

最後の片付けは息子たちも手伝って、はい、ご苦労様!

 

 

そして先程、昨日の桜の写真など見ている途中で、同級生Aの奥さんからの絶妙の差し入れが。

 

 

丁度良いわと、熱いお茶などすすりながら おやつに頂いた桜餅。

 

いつもいつもご馳走様!

 

日一日、桜がまた一つ綻んでいく・・・