集 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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お天気の良かった昨日。

 

実家に帰ったという友人は、この季節、毎年蕗を届けてくれる。

 

 

今年はちょっと細いけれどと、でも沢山持ち帰ってくれた。

 

母の好物を覚えていてくれ、その上初物だから、とっても嬉しい。

 

彼女のご実家は伊勢の志摩市、蕗に加えて さわ餅 も。

 

 

 

丁度大勢が在宅していたとき、上品な甘さが何とも言えず、柔らかなお餅を皆で喜んでいただいた。

 

そこで・・・

 

最近、三重県製の品物あれこれに貼ってあるのが このシール。

 

 

 

そして、ちょっと記念にとこんなデザインのものまでも。

 

地元開催の大きな行事を盛り上げる機運に、

 

会場地区では諸々の課題が上り、地元住民には必ずしも嬉しいことばかりではないようだけど、

 

一歩離れた我が居住の地では、

 

弥(いや)が上にもその話題が話の端々に上り、ついつい商品もこのシールのあるものに手が伸びる。

 

 

さて、蕗は夕刻には、先日いただいた筍、栃尾のお揚げと炊合せ。

 

 

筍は鰹出しを効かせて薄味仕立て。

 

蕗は少し濃い目の味で甘辛く。

 

揚げは炙り目つけて、アツアツに筍煮汁をさっとかけて。

 

あちこちから届けていただいた味が鉢の中に集合、田舎料理の決定版。

 

 

「集」。

 

篆文は「隹:鳥」×3 +「木」の会意文字で、たくさんの鳥が木の上に集まることを表します。

 

現在の字体は「隹」を2つ省略した略字体。