泥 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
よろしかったら、画像をクリック、拡大して、筆勢などをご覧下さい。



本日書いたのは「泥」字。

優しくて柔らかな墨色は「黄山松煙」、それも相当古いものとお見受けする墨によるもの。

時々使う自身の「黄山松煙」(中央、小ぶりのもの)とは書体も柄も違うのが興味深い。



雅印はオレンジ色が鮮やかな「高式熊印泥」で。


「泥」。

「尼」は人と人とが体を寄せてくっついたさまを示す会意文字。

「泥」は「氵」+「尼」で、ねちねちとくっつく どろ。

下に「土」を加えて「埿」と書くこともありますが、これは「泥」の異体字。


普段はこんな高価な印泥は使ったことがないのだが、

これは、嬉しいことに昨日集まった学生時代の友人たちから頂いたもの。

選んでくれたかよちゃんは、本日の印を刻してくれた同級生で、

「のりこはオレンジ色のイメージだから」ですって。

あら、私の柑橘好きをご存知だった?

それにしても、みんな、有難う!!

いろんな色やいろんな物を愉しむ気持ちを忘れないように、そういう想いを込めてくれたのね。

時に深い赤で。

時に鮮やかな紅で。

そして時に明るい朱で。

時に応じて愉しもう!・・・そんな気持ちが有難い。


そして、今年の干支の可愛いお猿さん。



新聞紙を利用して、お尻と顔が赤く、大きなハートを胸に抱いている。

そこに貼る小さな「愛」を私に書かせてくださったのも彼女の心配りと感謝した。

昨日の出席者一人一人に作ってくれたお猿さんの衣装はそれぞれに異なって、私のは太陽の柄だった。

うん、有難う。

明るく明るく、これからも行こう!!


それからもう一つ、嬉しかったもの。



これは参加者の一人が来ていた服の柄。

あはは、ごめんね、こっそり写真を撮ってたのよ。

これからも、一緒にぐるぐる行こう、ね!


・・・あー、1日じゃ、まだしゃべり足りない!!!