和 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
よろしかったら、画像をクリック、拡大して、筆勢などをご覧下さい。



先日のクリスマスグッズはとっても好評、プレゼントしたお相手は大変喜んでくださった。

そのクラスの次の販売作品はポチ袋のとのこと、時期も時期と早速協力させていただいた。



可愛くて、気品もあって、いつまでも眺めていたくなるものばかり・・・

配色を考えるのは楽しかったと思うけど、熨斗(のし)を結ぶのは大変だったろうなぁ、

松葉飾りも細かな作業で肩が凝ったんじゃないかしら?

パンチで抜いた梅の花も、可愛らしさを添えている。



私は年中このポチ袋を使うから、次はスタンダードなものもとリクエスト。

今度の即売会が楽しみだ。


こんな可愛い和小物に触れた夜、娘が驚くようなお品をいただいて帰宅した。

何とペーズリー柄の小紋と、それに合わせてピンクのビーズの半襟と優しい配色の帯揚げ。



和と洋が、思いがけなく融合した・・・


「和」。

また「龢」「咊」とも。

「禾」は粟(あわ)の穂の丸くしなやかに垂れたさまを描いた象形文字で、角が立たない意を含みます。

「口」を加えて、やわらぐ・一緒に溶け合う・なごむ等の意。

白川説では「禾」は軍門の標識、「口」は神への祝詞を入れる器と 表すものは異なるとしますが、

意は同じです。

『中庸』に、「和なる者は天下の達道なり」とあり、和は最高の徳行を示す語とされています。


そして、娘のやや派手な顔立ちと、振り袖姿ををご覧になってだろうか、こんな大柄のレトロな着物まで。



インパクト大の着物だ。

でも、一目来た時から娘が気に入ることがわかった。

そして娘に似合うことも私はピンと来た。

流石、私よりもう少し年上の 普段から着物に接して見える女性の目だ。

娘もこの着物を、新年の外国の方々とのパーティーで着たいと言う。

が、いかんせん、この着物の袖は、中振りより短めの ちょっと中途半端な長い丈、合う長襦袢がない。

朝から思案して、私は自分の振り袖の長襦袢の袖丈を変えてもらえばいいかもしれないと思いついた。

まったく、ただでさえせわしい年の瀬に・・・と娘に小言を言いながらも、

何だかそわそわ、私自身が張り切ってしまうのは仕方ないことかな・・・