煮 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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昨日、東京靖国神社の桜が開花したとか。

我が家の靖国桜も見事に開花しております・・・




閑話休題。

昨日頂いた梅の実は、夕方 ジャムを作ろうと種を外して鍋に入れ、水を加えてグツグツ煮込んだ。




種を取り出すのは思っていたより簡単で、

今まで面倒そうと思って諦めていた梅ジャムも、これなら意外と簡単にできるじゃない。

それまで実だけを食べていた時には十分甘いと感じていたのに、ジャムと思うと酸っぱくて、

少しグラニュー糖を足してみた。

で、出来上がったのがコレ。

思っていたほどカサが減らなくて、随分たくさん出来てしまった。

どちらさんへおすそ分けしようかな・・・



思っていたよりずんいぶん簡単にでき、

途中、皮に傷があるけれどといただいた 私が一人でぼちぼち食べていた甘~いネーブルもジャムにすることに。



包丁で皮をむき、ざく切りにして鍋に。

それ自体が十分甘いので、甘味は加減を見ながら入れることにする。



具合を見ながら味見がてら、かき混ぜる手を休めて時々お口に。

こちらもとっても良い香りのネーブルジャムに。



家での自分の作業の合間に、2つのお鍋を同時進行。

甘い香りと、ちょっぴり酸っぱい香りが漂い続けた昨日の我が家。


「煮」。

「者」+「灬:火」なので、実際に「灬」を「火」の形で書くことも有り、本日タイトル書はその字形。

「者」は、コンロの上で木を燃やすさまを描いた象形文字で、火力を集中して火を炊くこと。

のち、「者」が助辞に専用されたため、

下に「灬」を加えた「煮」が作られ、その原義である にる意を表すようになりました。