
「盛」。
「丁」は たんたんと叩くことを表し、「打」の原字。
「成」は「戊:ほこ)+「丁」からなり、
四方から土を盛り上げて たんたんと叩いて基礎を作ることを示します。
「盛」は「皿」+「成」で、容器の中に山盛りに盛り上げること。
盛夏の みぎり。
こう暑くては敵わない。

この暑さを乗り切るために、土用蜆で済ませておこうかと思っていたが、
知らず知らずのうちに溜まった疲れも一気に吹き飛ばしたいから、やっぱり今日は鰻しかない。

きれいに捌いたうなぎが届き、汗をかきかき調理する。
まず、お昼は白焼きで。
焼きたてを、軽い塩とワサビでいただく。

ワサビがチューブから出てくるのはちょっと悲しい気もするが、ま、家庭での料理、目をつぶってね。
・・・これでアルコール抜きは、却って酷(コク)だったかな?
大丈夫、夜は蒲焼きにしますから。
たまり醤油と氷砂糖を使った特製のタレをたっぷりと。
そして味噌汁は、もちろん蜆。
今、砂出ししてますからねー
盛夏の候、どなた様も夏バテなさいませんように・・・