夏 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
よろしかったら、画像をクリック、拡大して、筆勢などをご覧下さい。







空は真っ青だ。

プリズムで分光した太陽の光は七色に並んでも、今 私の目には真っ青な光だけが届く。

涙が出るほど青い空。

真夏の空だ。


「夏」。

頭上に飾りをつけた大きな面をかぶり、足をずらせて舞う人を描いた象形文字で、

仮面をつけるシャーマン(巫女)の姿と思われます。

そこから、大きな覆いで下のものをカバーする意を含み、

転じて、大きい意となり、大民族を意味し、

また草木が盛んに茂って大地を覆う季節、つまり 夏 を表します。

季節の夏を表す「夏」は、春秋期(B.C.770~B.C.403)の金文にいたって初めて見える新しい字です。






ぼちぼちと早朝ウォーキングの人たちの挨拶が聞こえ始める頃、

暑くなりそうな予感はあっても まだ光は心地よく、

清々しさを残したを朝日を浴びたハイビスカスは優しく開いていた。

お昼を過ぎてこの時間、すでに太陽の光はジリジリと全てを焼き尽くすように照らしている。

真っ赤なハイビスカスに勝るとも劣らない強い陽。

競い合うように 照らし合うように、お互いが向き合っていた。





ああ、強い日差しがよく似合う。

今日は金曜、

真っ赤なハイビスカスをグラスに一輪、

今宵は少しトロピカルな飲み物でも用意して一息つこう。





 も、とうとう明日が最終日となりました。

26日は、写真のおばた氏と共に、最終4時まで在廊しております。

お運びのほど、どうぞよろしく お願い申し上げます。