彩 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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真夏の気温が続く。

雨の似合う紫陽花も、お照りの中で強い光を浴びている。

ご近所の手入れの行き届いた紫陽花は満開を迎えるのも近いというのに、

我が家の紫陽花はまだこんなふう。

  


豊かな彩りを見せてくれるのは もう少し先かと待ちきれない。

そんなに覗き込んだら恥ずかしがって、開くのが余計に遅くなるかもしれないね。

でも、早く咲いたところを見たいなぁ。

ついついと豊かな彩りを思い浮かべてしまう・・・


「彩」。

「采」は「木」の上に「爪:指先」を添えて、木の実を手で摘み取る意で「採」の原字。

その後「采」が草木から色をとる、いろどりの意に用いられるようになって、

とる意には「採」が使われ、「彩」と「採」の区別がはっきりとしました。

「彩」は「采」+「彡:模様」で、模様を成す色を選んでとりあわせること。


花の彩りを思い描くのも楽しいことだけれど、

やっぱり私にとって一番大切なのは、家族の健康を預かっての食事の彩り。

本日の八百屋のよっちゃんのお奨め野菜は、綺麗な色で気持ちも弾んだ。




前回、人参は葉付きのものを喜んだのを覚えていてくれて、今日もそれで。

好物のトウモロコシも、実がずいぶん詰まってる!

綠・オレンジ・黄色、目にも鮮やかなビタミンカラーは、元気の源だ。

オマケにつけて下さった淡竹も早く湯がかなくっちゃ。

さあ、今日の献立は何にするか・・・

彩り豊かな野菜を主役に、さあ、腕を奮おう!