痛 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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足が痛い。

筋肉痛のような痛み。

特別たくさん歩いたわけでもないのにと 昨日の1日を思い巡らす。

・・・原因に思い当たる。

靴だ!

あー、しまった、まさかこんな結果になるとは・・・




これが昨日履いた靴。

ヒールの高さを測ったら、11センチ。

当たり前だ、だっていつも私はペッタンコの靴。

お出かけの時だって歩きやすさを優先して、せいぜい4,5センチのヒールしか履いたことがない。

それなのに、一緒に出かけた長身の息子に合わせて、

また、混んでいても後ろからでも作品が見えるようにと、

見栄を張って 娘の靴を借りていった。

そしたら、思いがけないところで そのツケがやって来た・・・


「痛」。

「疒」+「甬」。

「甬」は手桶の形で、筒形で空洞のものであるので 滞ることなく通じるの意があります。

疒」は、床の上で病気の人が寝ている形。

よって、病気になって激しい痛みが全身を通り抜けることを「痛」といい、

いたい・いたむ・いためる・くるしむの意となります。


残念ながら服のサイズは異なるし、好みも違う。

だから娘の服は借りられない。

たまに私の物を娘が着ることはあるけれど。

が、反対に靴は娘の方がほんの少しサイズが大きいから、たまには私が借りられる。

家にいることの多い私は、あんまり種類も持ってないし。

でもやっぱり違うのだ。

娘はデザイン重視、私は歩きやすさ重視。

たった数時間履いてるだけでも、娘の靴は疲れる。

なかなか二人で使いまわしって具合にはいかないわ。

オマケに、私が娘の靴を履いていたもので、息子はずっとヒヤヒヤしっぱなしだったって。

母が転ぶんじゃないかって。

実際、駅の階段でバランス崩して転びそうになったのを支えてもらったしね。

ちょっとおしゃれしたい気持ちと 歩きやすさを天秤にかけて、

昨日はおしゃれ心を優先させたんだけどなぁ。

でも、それでもやっぱり足の痛みが引いた頃、又むくむくとお洒落心も芽を出しそうな 春待つ本日。