骨 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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まさか それに充てる漢字が存在するなんて、思いもよらなかった・・・

コツ。

何をするにも これは肝心。

また一つコツを教えて頂いて有難うございました、おすずさん!!


「骨」。

「冎」は、胸骨より上の骨の象形というのが『字統』『常用字解』の白川説。

『漢字源』では「冎」は会意兼形声となり、

この場合、「冎」は、上部は大きく穴の開いた関節の受ける方の骨、下部はその穴にはまり込む骨と解釈します。

両者とも「月」は肉を表す「にくづき」。

よって「骨」は 滑らかに動く関節の骨で、転じて 身体の芯にある ほね です。


コツをつかむの「コツ(骨)」とは、人体の骨のように隠れたところで物事を支えている本質部分をいい、

主に仕事、技術などの要領や勘どころを表しますが、これは国字として。

「コツをつかむ」とはその「コツ」を自分のものとすることです。


毎年このころから地物が出回り始める枝豆。
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昨日午後、勧められて早速飛びついた。

母に下準備を頼もうと目論んで。

「頼める?」

私の言葉の前に母は気付いて、やって来た母は土付きの枝豆を新聞紙にくるみ、持ち帰る準備を始めている。

いつもは、茹で上げて持ってきてくれるよう頼む 厚顔の娘だけれど、昨日は違った。

数日前に、しっかりインプットした方法を試みたい。 →   おすずさんの参照記事

「今日は枝から外してくれるだけでええよ、茹でるのは私がするわ」

茹で上げ、時には莢(さや)から豆を取り出すまでを頼まれる母はちょっと意外そうだったが、

雨が降るかもしれない、いえ すでに雨は相当の強さで降っていたから、納得して帰宅、

しばらくして、莢だけになって綺麗に洗い上げた枝豆を届けてくれた。

おすずさんの記事で確認しながら作業を始める。

先ず塩一掴みで揉む。

待てよ、塩一掴みってどれくらい?

お相撲さんが土俵にまく塩は 一掴みでも大変な量。

私は上品に、そうね大匙だったら2,3杯ってとこかしら?

それで揉んで30分後、鍋に移してひたひたの水を加えて茹でる。
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強火で一気に。

途中灰汁を掬い取りながら様子を見ていると・・・

ホントに口を開くのよね!

莢から豆が顔を出し、飛び出る豆も出現する。

それをざるに移して冷ますだけ。

で、出来上がったのが こちらです。
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お味見していただけないのが残念極まりありません。

今まで茹でるときに使っていた量よりはるかに少ない塩の量で、

かかる時間も 置いておく時間を省けばはるかに短く、

色だって はるかに綺麗。

これは感動ものです!!

このコツ、しっかりと習得しましたよ、おすずさん。

有難うございました。

今後はこのコツを忘れないよう、

さらには 強化するためにも、カルシウム摂取にも励まんと決意。
       違うか・・・