囀(テン・さえずり) | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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清々しい朝を迎えた。

いつもの時間より30分以上早いのに、目覚めは すこぶる心地よかった。

私を今朝、こんなに早く目覚めさせた張本人は・・・
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囀り。


「囀」。

「口」+「轉」。

「轉」は「転」の旧体で、転がす意。

よって「囀」で、鳥が玉を転がすように続けて鳴くこと。


まだ布団の中。

今朝、雨戸を通して聞こえてきたは、鳥の囀りだった。

ピーピーピロロロロ・・・、ピロロロロ・・・

最近昼間も聞こえていた綺麗な鳴き声が、今朝は尚更綺麗な声に聞こえ、

しかも、どうも1羽ではなく、互いに呼び合っているような。

窓を開けても、薄明るい景色の中で 声の主は見つけられなかった。

日が高くなり、真っ青な空を背景に、電線の上に停まって鳴く姿を発見。

今もきれいな声は続いている。

さっきから ずっと同じ方向を向いて鳴いているから、きっとお相手はその視線の先。

その方向からも、小さなな囀りがが聞こえてくる。

今日はとっておきの声で鳴いているのだろうか。

青い空、暑いけれど爽やかな風を伴った心地よい空気、美しい鳴き声。

株価の乱高下も橋下発言も 次から次へと話題は尽きず、関心も持つけれど、

でも今日の私は、この電線で囀り続ける小鳥が一番気になる。

ただ、エベレストに登頂成功された三浦さんには、この美しい音色を届けたい。


囀りを楽しみながら、今日も朝からいっぱいの洗濯物を。

青空の下、洗濯物は気持ち良く乾く。

そろそろ朝の干し物が乾いてきてる。

5月の風をいっぱいに吸い込んだ毛布を取り入れることにいたしましょう。

さあ、その前に私はちょっと一服、こんな日はサイダーがピッタリね。
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最後の1本、良く冷えた くまモンサイダー ゴクンと飲んで、

スッキリした気分でもう一頑張り。

うさぎさん、ご馳走様!