開 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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「開」。

「閂」と「廾」を組み合わせた会意文字。

「廾」は左右の手を並べた形。

「閂」は かんぬき と読み、「門」の中の「一」は門を閉めるための横木である貫の木であるから、

その下に「廾」を加えて、かんぬきを外して両手で門を開くの意となります。

門に限らず、全てひらく・あけるの意味に用います。


昨日、本日が鏡開きであることを確認し、北海物の小豆を用意、ぜんざいが出来上がった。

最近の鏡餅は パックの下部のビニールをはがすだけで済むのだけれど、

やはり昔母から教わったのを守り、

鏡餅はこの日から いただくように心掛けている。
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氏神様の長寿箸でいただくのが恒例。

母も出来上がったぜんざいをとりに鍋を持って我が家にやってきて、

お昼に一人お餅を焼いて食べたことと思う。

明日は、地区のどんど焼き。

その火で焼いた鏡餅を食べたなら、

1年間風邪をひかないと言われている。

明日の分まで十分にぜんざいを用意して、

息子や娘が友達を連れてきても大丈夫なようにと準備は万端整った。


今年もたくさんの年賀状をいただいたが、
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その中に「開運」と書いていただいてあったものが。

運を開く。

そう、運は舞い込むものではなく、自らが両の手で開くもの。

又は、「運」もはこぶと読めば、開き運ぶ。

待っているばかりではなく、自ずからの意思で切り拓く。

自分の意思で、自分の足で。

素晴らしい新年の心構えを頂戴したと感謝している。