瓏(ろう) | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
よろしかったら、画像をクリック、拡大して、筆勢などをご覧下さい。

$心から


「瓏」。

「玉」+「龍」。

もと、頭に冠をかぶり銅をくねらせタ大蛇の形を描いた「竜」に色々な模様を添えて「龍」の字になりました。

そこにさらに「玉:宝石」がついて、玉や金属が触れ合ってなる澄みきった音の形容。

また、透きとおって明らかなさまをいいます。


心地よい音楽が耳元で聞こえ、まどろみの中に有るような時間。

光は感じるけれど、まだ目は開けたくない。

もう少しこのまま・・・

目を空ければ現実に引きずり込まれてしまう。

いつものようにあくせく動き回る自分に戻ってしまう。

柱時計が2つ鳴るまで。

昼食の後のささやかなささやかな自分の時間。

流れてくるのは柔らかなギターの音。

アコースティックの調べ。

瞼の向こうに明るさを感じる。

瞼の中では星が瞬くように様々な彩りがはじける。

2つ鳴った。

さあ、いつもの自分に戻ろう。

目の前には別の彩りが。

大好きなものたちを並べ、触れ、

それらが語りかけてくれる声を聴く。

明るく澄んだ声・・・


たくさんの、本当にたくさんのご厚情、痛み入っております。

ありがとう存じます。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。