
メリー クリスマス!
そんな声があちらこちらから聞こえてくるのだけど、
残念ながら自営業の我が家は、ゆっくりとクリスマスを楽しむ余裕はない。
それでもやはり、クリスマスというと何だか浮足立つのは仕方のない習性。
せめてほんの片隅にクリスマスグッズを飾り、

少しだけはクリスマスムードを楽しもうと思う。
いただいたポプリは豊かな香りを放ち、
準備万端のクラッカーはクリスマス仕様。
後はケーキがあれば十分ね。

息子もどこで仕入れてきたのかちょっと面白いビールを。
早くも口を開けて、中身が無くなっているものも。
挙句の果てに、
「お母さん、瓶は一輪挿しとして使ったら?」
父親の血を紛れもなく受け継いでいる・・・
あのー、一輪挿しはもう十分ありますので、
次からは甘くて柔らかくてきれいなものにしてください!
やっぱり我が家のクリスマスは、「聖しこの夜」は似合わない・・・
それならせめて、本日の字は「聖」。
「聖」。
「耳」+「呈」。
「壬」は人が脚を真っ直ぐに伸ばしたさまで、
そこに「口」を添えた「呈」は、まっすぐ述べる、まっすぐ差し出すの意を示します。
「聖」は更にそこに「耳」を加え、耳が真っ直ぐに通ること。
そこから、分かりが良い・敏(さと)いの意も生まれ、賢くて徳の優れた人を表します。
私のサンタさん、白いお髭をたくわえたサンタさん。
今朝急に電話をかけて下さって、「ちょっと出てこれるか?」
駆けつけると、こんな素晴らしいプレゼントを。
本当にお忙しい中を、色紙を描いて(今年は版画)くださったサンタさん。
「脱、竜頭蛇尾」
毎年先生が、鋭い眼光を光らせて色紙の中に込めてくださる意味を
なかなか十分には汲み取ることができぬままに過ごす毎日。
今年も相当に耳の痛いメッセージをいただいてしまった。
有終完備、これが反義の熟語か。
きちんと最後まで手を抜かずにやり抜く!
肝に銘じて、
今年を締めくくる準備と並行して 新しい年を迎える準備も少しずつ進めなければ・・・
