杉 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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心から

今年はどういう訳か、今頃になってやっと行った伊勢神宮。


そういえば、この時期の伊勢は初めてかしら?


急に行こうと言い出した主人のお任せコースで、昨日は秋の1日を。



伊勢神宮と一口にいいますが、
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実は、たくさんの別宮・末社など、


あちこちに分かれてまつられています。


その中でも、「外宮」・「内宮」は


耳にされたことがあるかもしれません。


外宮を参拝してから内宮へ。


これが正しい参拝の順。


私も、実はこの両宮を一度にお参りしたのは、相当久しぶり。
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賑やかなおかげ横丁近くの内宮のみの参拝の方が


ほとんどでしょうね。


また、内宮近くまで車で行っては、


駐車場探しが難儀とわかっていましたから、


今回は、近鉄宇治山田駅近くに車を停めて、


そこから、外宮までは徒歩、外宮から内宮まではバスと、


ちょっと辺りも楽しみながらのお伊勢参りでした。


  
心から   さて、先ず外宮
  

  鳥居をくぐり、進むと、まず大きな杉の木に驚きます。

  

  伊勢神宮の敷地にある杉のうち、


  大きいものを神宮杉(じんぐうすぎ)といい、

  

  そこにはスピリチュアルパワーが宿ると、

  

  若い人たちの姿も多く、


  杉に触れ癒される時間を大切に過ごしているよう。

  

  時間が割と早かったので人もそう多くなく、

                       

  何とも言われず木々の言霊に囲まれているような、

   

                              心が穏やかになっていくのは


                              スピリチュアルパワーのせいだったのでしょうか。


内宮に着くと、ここは人・人・人。
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大鳥居をくぐり宇治橋を渡ると


玉砂利を踏みながら進むのですが、


人の多さに圧倒されます。


が、次第に奥へ進むと


神宮杉によって光が遮断されるようになり、


少し雰囲気が変わってくるのを感じます。


御正宮でお参りして、五十鈴川の紅葉を愛で、やはり、厳かな時の流れを味わうことができました。



秋の1日、外宮から内宮へ。


伊勢神宮の杉のパワーを十分に貰って、


これからの毎日を心穏やかに過ごせるような気がしてくるから不思議です。



「杉」。


「彡」は。「三」の字の変形したもので、細かいものがたくさん並んでいるさま。


「木」+「彡」の「杉」は、


細かい針葉がたくさん並んだ杉の木のこと。