2026年春アニメのうち、5月3日深夜に録画して5月4日に視聴した作品は以下の3タイトルでした。
杖と剣のウィストリア Season2
第16話を観ました。
今回は央都リガーデン襲撃事件の中でのウィル覚醒の後の戦いの続きを描く前に、フィンの回想シーンが描かれます。どうやらこれが500年前にリガーデンに「塔」が建設された時の話らしい。そうなるとフィンは500年生きているということになるが、一体どういうことなのでしょうか。単に小人族が長寿ということなのか、それともフィンは何か特別な存在なのでしょうか。そのあたりは不明ですが、この500年前の回想シーンでフィンと会話している相手は「メルセデス」という魔女、つまり魔法使い(メイジ)みたいです。どうやらメルセデスはリガーデンの魔法使いの始祖のような存在であり、「塔」を築いたのも彼女であるようです。ただメルセデスは「塔」のことを「終末の時計」と言い、あまり良いものとは思っていないようです。
メルセデスの言うには、「天上の侵略者」という連中が地上を滅ぼすまでの「僅かな時間」を稼ぐために「塔」を作ったらしい。まぁ「僅かな時間」と言いつつ500年は侵略を防いでいるわけですから、そもそもメルセデスやフィンの時間感覚と常人のそれとはだいぶ異なるようです。ともかく、その「僅かな時間」で「塔」が「天上の侵略者」を防いでいる間、具体的に言えば塔にの最上位に君臨するマギアヴェンデの作る「大結界」が「天上の侵略者」を防いでいる間に、メルセデスは「多くの杖」を生み出し、フィンは「一振りの剣」を生み出すという約束をした。これはフィンが持ち掛けた約束であり、それにメルセデスが乗ったものらしい。「多くの杖」は魔法使いたちをこのリガーデンで育てるということであり、その約束の延長線上にこのリガーデンは魔法使いの都となり、リガーデン魔法学院も作られたのだと思われる。
ではフィンが生み出すことを約束した「一振りの剣」とは何なのかというと、前回の話でもフィンがウィルのことを「剣」と呼んでおり、覚醒したウィルも自分のことを「これからは一振りの剣のように」と言っているところを見ると、端的に言えばウィルのことを指すのでしょう。ただ、この回想シーンでこの約束を交わしながらメルセデスはフィンに1人の赤ん坊を托しており、誰の子供なのかよく分かりませんが、さすがに500年前の赤ん坊ですのでウィル本人だとは思えないが、ウィルや「一振りの剣」と何らかの関係のある人物なのかもしれません。
また、この回想シーンでメルセデスはフィンに「必ず第五源素の使い手を生み出せ」「今度こそ世界を調律する鍵を」と言っており、どうやら「一振りの剣」とは「第五源素の使い手」であり「世界を調律する鍵」ともいえる存在であるらしい。それが何なのか詳細は分からないが、「今度こそ」と言っていることから、どうも500年前の時点で、以前にも同じ試みは繰り返されてきていたようです。そしてフィンはその約束を承けて「この世界を守るために、杖と剣に辿り着くと約束しよう」と言っており、これはタイトル回収なので、かなり重要なことだと思われる。
つまり、天上の侵略者からこの世界を守るために「多くの魔法使い」と「一振りの剣である第五源素の使い手」の両方が必要なのであり、このリガーデンで塔のもとに数多くの魔法使い達が集い、そこに「一振りの剣」であるウィルが覚醒したのを承けてフィンは「紆余曲折はあったがここまで来た」と言っており、このウィルの覚醒こそがこの500年来の契約の重大なターニングポイントであるのは間違いないようです。
ここで現時点の戦いの場面に戻り、覚醒したウィルは央都で暴れるモンスター達を一気に瞬殺した後、最強の敵であるディヴェンテと塔の真下、つまり魔法学院のすぐ外の広場で決戦を繰り広げることとなる。この最終決戦に魔法学院の生徒たちが駆けつけ、ウィルの戦いを見ることとなった。ウィルが勝てばリガーデンに平和が戻り、逆にディヴェンデが勝てば塔が落とされ世界は滅ぶ、まさに最終決戦である。この戦いに際して少しでもウィルが勝つよう、生徒たちは助太刀しようと思うが、しかしメイジ殺しの剣を持つディヴェンテに魔法の攻撃は効かない。そもそも魔力が尽きている者も多い。
それに、自分たちの世界を守るために戦っているのはあの「無能者」のウィルである。今までさんざん見下してバカにしてきた相手なのだ。生徒たちは、そんなウィルに今となっては頼るしかない自分たちが心底情けなく、恥ずかしかった。今さら自分たちがウィルの手助けなどする資格があるとも思えない。ましてや今の自分たちは全くの無力であり役立たず、まさに本当の「無能者」は彼らの方なのだ。下手に首を突っ込もうものなら、ウィルにどんな軽蔑の眼差しを向けられるだろうかと思うと、彼らはみんな怖かった。
それで彼らは皆、ウィルの戦いを見ながら何も出来ず立ち尽くしてしまった。しかし自分たちを助けてくれたウィルの戦いを前にして何もせず傍観するなど、果たしてそれでいいのだろうかという葛藤もある。しかし一体自分たちに何が出来るというのか。その答えを探していた彼らの横を駆け抜けた1人の生徒が、柵に取りついて大声でウィルに声援を送り始めた。それはシオンであった。続いてコレット、イグノール、リアーナ、ユリウスもやってきて、懸命の声援をウィルに送る。
彼らは魔法学院のエリートであり、無能者であるウィルとはまさに対極の存在であり、そんな彼らが強大な敵の前に己の無力を痛感し、魔力も尽き、今の自分たちがウィルの戦いの何の役にも立てないことに彼らほど悔しく情けない想いをしている者はいないであろう。そんな彼らが恥も外聞もなく、ただ単に声を枯らして大声で声援を送る。それは世界の運命も魔法使いの矜持も関係なく、ただ共に同じ学び舎で切磋琢磨した仲間への友情に突き動かされてのものであった。負けず嫌いで意地っ張りの落ちこぼれが必死になって戦っているのを仲間として応援せずにはいられなかった。それだけであった。
そんなシオン達の、まるで友達の喧嘩や試合を面白がって夢中で応援するような無邪気な姿を見て、他の生徒たちも堰を切ったようにウィルへの応援の声を挙げ始める。難しいことなど考える必要は無かった。魔法学院を卒業する彼らにとっての最後の想い出を味わうように彼らは心を1つにして「頑張れ!ウィル!」と声援を送る。エドワルド先生は魔法使いとして、そして教師としての使命感から自分が代わって戦おうと踏み出すが、同僚のセラに「今は生徒を守るんじゃなくて信じてあげる番」と諭され、ウィルを見守ることとなった。そうしてリガーデンの住人たち全員がウィルに声援を送るようになった。
そうした声援を受けて戦うウィルは、彼ら生徒たちや教師たち、リガーデンの住人たちからのこれまでの心無い仕打ちを思い出す。ずっと惨めで、ずっと苦しくて、世界を恨んだりもした。その恨みや妬み、僻みこそが自分の頑張りの原動力だとも思っていた。でも、こうして声援を受けて今まで感じたことのないほどの力が身体の奥から湧き上がってくるのを感じて、ウィルはそうではなかったのだと気付く。本当は自分はあれだけ否定されても、あれだけ否定してくる相手に対しても、ずっと「認めてほしい」と強く願っていたのだ。そして、そんなふうに「世界に認められたい」という強い想いこそが自分の「勇気」の源泉だったのだと気付いたウィルは、たとえこの声援が今の一時だけのものだったとしても、この自分に勇気をもたらしてくれる世界を守りたいと強く思った。
そうして渾身の一撃をディヴェンテに振り下ろしたウィルであったが、遂に覚醒したウィルの圧倒的パワーに剣の方が耐えきれずに折れてしまう。これで一気に均衡が崩れて戦いはウィルに不利に傾くかと危惧されたが、そこに塔の上からエルフィの氷の魔法が降って来てウィルの剣に「装填」されて大きな氷の剣がウィルの手に握られることとなった。ダンジョン特別実習時にイビルグランドデュークを倒した際、シオンの炎の魔法を剣に装填したのと同じ現象であった。
ただ、あの時とは違い、今回は敵は魔法を無効化する「メイジ殺し」の剣を持っている。いくらエルフィの魔法を装填したといってもあくまで魔法攻撃であることに違いはないはず。誰もがそう思った。だがウィルはこの自分の力に装填した魔法が誰にも止められないことを確信していた。その確信の通り、ウィルとエルフィの合体技である氷の大剣はディヴェンテの持つメイジ殺しの剣を粉砕したのであった。
その模様を塔の上から見ていたマギアヴェンデの5人はそのウィルの持つ力が何なのか理解する。それは「第五源素」であった。魔力とは別の力であり、伝承に「世界を始めた始源の鍵」と記されていた伝説的な力であった。それはマギアヴェンデといえども見たことのない力であり、マギアヴェンデの長のアロンだけが、フィンがその力を求めていたことを知っていた。アロンは「辿り着いたのか、フィン」「魔女王が誓いし、杖と剣に」と感慨深く呟く。
そうしてウィルはディヴェンテに強烈な一撃を加え、トドメを刺そうとする。そこに敵はそれを阻止しようと大量のモンスターをゲートを使って召喚してウィルを物量で圧し潰そうとします。だがウィルはそれらを瞬殺し、遂にディヴェンテを倒す。それを見届けたフィンは天を仰ぎ「待たせたな、メルセデス、契約が履行される時だ」「長いプロローグはこれで終わり」「待っていろ!偽りの空」「幕が上がるぞ」「さぁ、始めよう!杖と剣が交わる、君たちのウィストリアを!」と高らかに宣言する。ここで鮮やかなタイトル回収と共に、まるで最終話のようなフルコーラスのエンディング曲が流れて、同時に1期の1話からの名場面集の映像が流れたりしますが、ここで物語が終わるわけではなく、逆にここから本編の物語が始まるのだと思われます。
メイドさんは食べるだけ
第5話を観ました。
今回はまずソフトクリームのお話。雨の日のアジサイが綺麗だとチュンガイドに書いてあったので見に行こうと思って出かけたスズメでしたが、途中で雨が上がってしまいどうしようかと迷っていると、あじさいソフトクリームというのが売っていたので買って食べてみたところブルーベリー味だった。実際のアジサイは毒なので食べられずソフトクリームではブルーベリー味や芋味で代用してるらしい。スズメは本物のアジサイを見てみたくなって公園に行きアジサイを堪能します。ただ青いアジサイもあったのだが、後でチュンガイドを読むと「死体が埋まっているとアジサイの花が青くなる」と書いてあったのでスズメはビビってしまうのであった。
続いては梅酒の話。祖母の家で梅酒の仕込みをしたスズメはすぐに呑めるものだと思っていたが「呑めるのは半年後」と聞いて愕然とする。リコッタも遊びに来て、祖母は去年仕込んだ梅酒があるので呑もうと言ってくれます。しかし18歳から飲酒可能なイギリスと違って日本では20歳にならないとお酒が呑めないので、祖母はスズメから梅酒を取り上げてしまい、代わりに梅酒ロックのソーダ割りを出してくれる。そして祖母はスズメの仕込んだ梅酒が呑めるようになったらスズメとリコッタの2人で呑みに来るようにと言う。
続いては麦茶の話。家を出る時に祖母が魔法瓶に麦茶を入れてスズメに持たせてくれて、中から鈴みたいな音がするのでスズメは不思議に思う。公園で座って麦茶を飲んだところ、中を開けて見ると氷が入っていて、スズメは氷を取り出して齧って食べ、蝉の声を聴きながら夏をしみじみ感じます。
続いてはクレープの話。熱中症で助けて貰った時のお礼がしたいと言ってスズメは空と待ち合わせしてお土産を渡し、空はスズメの名前を聞こうと思ってどう切り出していいか分からず視線が泳ぐ。するとスズメは空がクレープを買おうと思っていると勘違いして2人でクレープを食べることになる。空はどのタイミングで名前を聞こうかとソワソワするがスズメはクレープに夢中で、そんなスズメの楽しそうな様子を見ていると空は名前のことはどうでもよくなる。しかしスズメはクレープの名前の由来の話をしていると空の名前を聞こうと思っていたことを思い出し、まず自分の名前を名乗ってきたので、空も名乗って、結局2人とも名前を聞くことができたのでした。
続いて玉子かけ御飯の話。近所の野良猫視点でスズメが玉子かけ御飯を食べているのを見て、その後、スズメは干していた布団を取り込むが、躓いて布団の上に転んでしまい、布団が温かくてそのまま寝てしまい、目を覚ますと夜になっていて総菜屋さんに行きそびれてしまうというお話で今回は終わり、次回に続きます。
黒猫と魔女の教室
第4話を観ました。
今回はクロードのクラスの問題児のカストルの話となります。そもそもクロードのクラスは問題児ばかりなのだが、その中でも男子生徒のカストルは乱暴者で喧嘩ばかりしており、しかもクロードのことを毛嫌いしてクロードの授業をボイコットしているので、このままでは退学コースまっしぐらです。しかし、そうなるとクロードにクビになってしまうので困ってしまう。初対面なのに嫌われる理由が分からないクロードはスピカにカストルの件を相談するが、スピカは性格の悪いクロードには好かれる要素が無いことを指摘し、クロードはとにかくカストルに好かれる努力をしようと考える。
そのカストルは相変わらず校内で喧嘩をしており、身体を撫でまわしてきたという男子生徒をぶちのめしていた。クロードは出来るだけカストルに好かれようとして寛容な態度で接するが、あくまでカストルは反抗的であり、クロードに学校を辞めるよう要求する。スピカは何とか場を丸く収めようと割って入るが、カストルは怒鳴り散らしてスピカを寄せ付けようとしない。だが結局は中等部で同じクラスだったというイオにしつこく説得されて仕方なくクロードの授業に初めて参加してきた。
その授業は森で薬草のマンドレイクを採集するという実習だったが、カストルは相変わらず真面目にやろうとしないし、クロードにも反抗的態度を続ける。そこでクロードが自分に反発する理由を問うと、2年前の邪教徒の襲撃時にクロードが生徒を見捨てて逃げたのが理由だとカストルは答える。スピカもその噂は聞いていましたが、クロードがそんなことをするとは思えないので不思議に思っていた話です。
ところが、そこでカストルが誤って川に落ちてしまい、イオが助けようとして手を差し出すが、一旦はその手を掴んだものの結局カストルは流されていってしまい滝を落ちる。クロード達は滝の下にカストルを救助に向かうが、そこには濡れたカストルの制服を脱いでいる美少女の姿があり、クロード達は驚く。実はこの美少女はカストルは双子の妹のポルックスであり、2人は1つの身体を共有しており、男に触れられるとカストルの姿になり、女に触れられるとポルックスの姿になってしまうのだという。今朝の喧嘩はポルックスをナンパした男子生徒が彼女の身体を撫でてカストルに変身してしまい、キレたカストルにぶん殴られたということだったようです。今回は川に落ちてイオの手に触れたのでカストルがポルックスに変身してしまったようです。
また、クロードはカストルと初対面だと言っていたが、ポルックスの姿の時には面識があったようです。2年前に中等部で教鞭をとっていたクロードはポルックスの担任ではなかったが、彼女はクロードを慕ってくれていた生徒だったのです。だから2年前にクロードに見捨てられたことを根に持っているみたいです。結局ポルックスは授業には参加しないと言って姿を消す。
スピカはクロードに2年前に本当は何があったのか問い詰めるが、クロードは2年前に邪教徒のテロがあった際に自分が助けを求めるポルックス達を残してその場を去ったのは事実だと認め、その理由は「今は言えない」と言う。「これは僕が背負う罪」「いつか全てに決着がついた時に話すよ」とだけ言うと、クロードはポルックスを探しに行った。スピカ達はその場を動かないようにと言われて河原に残っていたが、森の中で人が居るをの見て森に入ると、そこにはポルックスが居て、しかもそこは魔虫の罠となっており、魔虫が襲ってきた。
3人は魔虫の群れと戦い、ポルックスはスピカ達を守って戦います。2年前にクロードに見捨てられてから自分が他の子たちを守れるように強くなろうと頑張ってきたポルックスは意地になって戦い、危機に陥るがクロードのように逃げたくはないと思い、あくまで逃げずに戦い魔力が尽きてしまう。しかし、そこにクロードが現れて「今度はみんなのことを守るから」と言って魔虫の群れを一掃する。
その結果、大魔法を使ったクロードは黒猫の姿に戻りそうになったのでその場を慌てて去っていくが、その前にポルックスに2年前に逃げたことを謝罪し、「もう一度チャンスを貰えるなら何があっても君たち生徒を守る!」「僕を見ていてほしい」と言い残し、その場を慌てて立ち去ったフリをして黒猫になって戻ってきてスピカの肩に乗る。スピカがクロードには何か理由があるみたいだったと伝えると、ポルックスはクロードが本当はどういうヤツなのか知りたいから、これからは授業に出ると言ってくれる。そうして一件落着となったが、魔虫の大量発生の謎は残り、どうやら何者かが背後にいるようです。そして、どうやらそいつらはクロードとは敵対関係にあり、狙いはスピカであるようです。しかもスピカが再生魔法を使えることを把握しているみたいです。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。


