2025年冬アニメのうち、2月21日深夜に録画して2月22日に視聴した作品は以下の2タイトルでした。
薬屋のひとりごと(第2期)
第31話を観ました。
今回は後宮の北側にある不思議な廟に行くという話。王朝の創始者である王母が遺したものだそうで、皇帝となる者はその廟を通り抜けねばならないのだそうだ。その廟に現在の帝が挑むのだそうで、それに壬氏と猫猫も同行することになる。内部は細かな部屋に分かれていて、各部屋に掲げてある指示書きの内容に従って様々な色に塗られた3つの扉のうちの1つを選んでその先に進んでいく迷路のような構造になっていたが、帝は指示書き通りに進んだのに廟を通り抜けることが出来なかった。何回挑んでも通り抜けることが出来ないのだそうです。だが猫猫は、この廟は王母の一族が自分たちの一族の血筋を濃く継いだ者に皇帝を継がせるために、自分達の家系の遺伝である色弱を継いだ者しか突破できない迷路の仕掛けを作ってそれを皇帝位継承者の通過儀礼としたのだろうと見抜き、迷路を突破してみせた。それで一件落着となりましたが、猫猫は壬氏の態度に不自然さを感じて、壬氏は一体何者なのだろうかとまた考えたりするが、毎度のごとく「知らぬが仏」と思い、考えないことにした。そういう感じで今回は終わりましたが、ずっとこんな感じが続いていて、もういいだろうと思うので今回で視聴は切らせていただくことにします。
もめんたりー・リリィ
第8話を観ました。
今回はれんげが妹かもしれない「すずらん」という子に会うために、「すずらん」が隠れているという街に行く回でした。その街にはゴリアテよりも強力だというワイルドハントが居て危険なのですが、過去の記憶の無いれんげは自分の正体を知りたくて必死で、えみゅーの仲間たちを危険に巻き込みたくなくて1人でその街に行きます。そして、そのことに気付いたえみゅーの仲間たちはれんげを探し出すためにその街に向かいます。
そうして、れんげはその街に着くと、その街に以前にゆりと一緒に来たことを思い出す。また、その街に居るワイルドハントも以前に見た記憶があることも分かった。更にその街でれんげはすずらんと出会うが、すずらんはれんげのことを「お姉ちゃん」と呼ぶ。それを聞いて、れんげは自分はやはりすずらんの姉だったのだと思い、今の自分には過去の記憶が無いということを説明する。またアンドヴァリを出して見せると、すずらんは「武器の形が前と違う」と言うので、確かにすずらんはゆりのアンドヴァリと合体させる前のアンドヴァリを使っていた頃のれんげを知っているようだった。
しかし、姉と再会したというのに、すずらんはずっと怪訝な顔をしており、遂には「お姉ちゃんは誰なの?」と問いかけてくる。れんげは自分はすずらんの姉の「れんげ」だと言うが、すずらんは「お姉ちゃんは死んだの」と驚愕の事実を告げる。すずらんの姉の「れんげ」は何処かで手に入れた武器を使ってすずらんや他の避難民を守るためにワイルドハントと戦って死んだのだそうです。そしてその死体はすずらんの手で埋葬したので、間違いなく「れんげ」は死んでいるはずだという。つまり、死んだはずの姉と同じ姿をした「れんげ」がいきなり現われてすずらんは困惑していたのです。
そのすずらんの話を聞いて愕然としたれんげは、その瞬間、自分がこの街に居るワイルドハントに敗れて死んだ時の記憶を思い出す。そして、そのワイルドハントの名前が「バロール」であることも思い出す。また、そのバロールを連れてきたのは自分なのかもしれないとも思う。すると、その場所にそのバロールというワイルドハントが迫ってきて、すずらん達は騒然としますが、すずらん達はバロールのことを「1つ目」と呼んでおり「バロール」という名は知らなかった。つまり、おそらく「生前」のれんげも「バロール」という名は知らなかったはずです。
だが、とにかく、れんげは自分はバロールを倒さねばいけないと思った。自分はすずらんの姉ではないかもしれない。そもそも人間ですらないのかもしれない。でも自分がバロールを連れてきてしまったかもしれない。そのせいですずらんの姉が死んでしまったかもしれない。そんな自分を「お姉ちゃん」と呼んで「行かないで」と涙を流して心配して引き留めてくれるすずらんを自分は守らねばいけない。それにバロールをこのまま放置しておいたらえみゅーの仲間たちの脅威にもなる。
そうして、れんげはバロールと激闘を繰り広げ、絶体絶命の危機に陥るが、そこにえみゅーの仲間たちが駆けつけて加勢して、遂にバロールを追い詰めますが、バロールは危ういところで逃げ去っていきます。そうして、れんげは勝手に居なくなったことを皆に叱られ、皆もれんげの悩みを分かってあげられなかったことを謝り、れんげに悩みを打ち明けてほしいと言う。それで、れんげは自分が何者なのか分からず、人間じゃないかもしれないと悩んでいることを打ち明ける。
れんげはゆりと一緒に居た時の謎の記憶がある。だが、れんげと出会った時のゆりはれんげのことを知らない様子だった。つまり、以前にゆりと一緒にいた時のれんげは現在とは違う姿をしていたようです。そして現在のれんげと同じ姿をしていた「れんげ」の妹のすずらんは、自分の姉のれんげは死んだのだと言う。どういうわけか、現在のれんげにはそのすずらんの姉のれんげの死んだ時の記憶もある。また、何故かれんげはワイルドハントの名前を知っていたり、ワイルドハントを連れてきたのが自分だと思ったり、傷が自動修復したりする。そういうことをれんげはえみゅーの仲間たちに打ち明ける。しかし仲間たちは「れんげはれんげだ」と抱きしめてくれて、皆で割烹しようと言う。そういう感じで今回は終わり次回に続きます。