2024冬アニメ 開始状況その2 | アニメ視聴日記

アニメ視聴日記

日々視聴しているアニメについてあれこれ

1月3日深夜に2024年冬アニメの放映が始まってから2週間経って、今期において当初視聴対象作品としていた38作品の全てが放送開始しており、そのうち8作品は既に1話切りしましたので現時点で視聴対象作品として残しているのは30作品となっています。今回はその30作品を以下に現状の順位付けとランク分けをして紹介していくことにして、前回に投稿した「開始状況その1」以降に新たに1話切りした4作品も挙げていきます。なお各作品の1月17日深夜放送分以降のエピソードは評価対象には含めていません。

これで全作品が出揃い30作品が視聴対象作品として残っている状況ですが、まだ序盤も序盤で全作品が1話か2話しか消化していませんので、まだ今期が豊作になりそうとか不作になりそうとか明確なことは分かりません。特徴としては、かなりクセの強い作品が多くて、初回のインパクトは大きいんですが出オチになりそうにも思える作品が多い。だから現時点では長期的な展望がちょっと難しい。序盤が終わる頃にはもうちょと先の展望が出来るようにはなっていると思います。続編モノとか、見るからに名作っぽい作品とはがもうちょっと多いと先の展望もやりやすいんですけどね、今期はそういうのがどうも少ない。ただ、クセの強い作品群が全部そのまま面白いまま終われば、かなり個性的な豊作クールになるでしょう。

但し現状は豊作クール寄りではなく、まぁせいぜい普通レベルか、下手したら不作寄りかもしれないですね。インパクトのある作品が目立っているので「意外と豊作クール」感はありますが、SランクとA+ランクを合わせた上位作品数が14作品というのは決して多い数字ではない。しかも現状はまだ序盤ということで割と甘めの評価基準にしています。Sランクはさすがにちゃんと厳選してますが、A+ランクとA-ランクに関してはそれぞれ下位作品はクール後半ならば入っていないような作品も期待値込みで入れています。その前提でA+ランク以上が14作品で、A-ランク以上が22作品ですから、決して豊作クールではないでしょう。ただその一方で、まだ序盤なので十分に伸びしろのある作品も下位ランクにも多いので、まだ豊作クールになる可能性も十分にあるといえます。

 

 

 

◆Sランク(大満足した作品)

 

1位 ゆびさきと恋々

第2話まで視聴済み。

聴覚障害を持つ女子大生の純愛ラブストーリーを描いた少女漫画が原作の作品で、今期の鉄板の名作枠になると思われる。現代的な新しい切り口で障碍者と健常者の世界の繋がりを描いた斬新かつ丁寧な脚本も素晴らしいが、そこに納得感を与える作画と演出のレベルの高さが際立つ。キャラクターも少女漫画特有の臭みが無くて共感性が高く可愛らしい。ストーリーは地味だが丁寧で感動的で、この安定感を持続出来るかは未知数だが、現状は初回から2話続けて神回を描いた実績を評価して1位とするのが妥当。

 

 

2位 勇気爆発バーンブレイバーン

第1話まで視聴済み。

リアルロボットのミリタリー戦記や青春ロボット作品かと思わせておいての、まさかの勇者シリーズのようなスーパーロボットアニメだったという今期のとんでもない怪物的作品。基本的にリアルロボット作品としても十分にハイクオリティであったが、そこにスーパーロボット要素を乱入させてムチャクチャに掻き回しながら世界観を成立させてしまっているのが凄い。1話だけのインパクトと完成度ならば間違いなく今期一番だったが、2話続けて神回を叩き出した「ゆびさきと恋々」を尊重して2位とした。

 

 

3位 魔法少女にあこがれて

第2話まで視聴済み。

魔法少女アニメのエロパロディとしてエロの衝撃を見せつけつつ設定や世界観をしっかり説明した1話から、2話になるとエロがSM色を鮮明にしてエスカレートする一方で、主人公の悪の女幹部としての自覚の芽生えのドラマを描き、魔法少女側のキャラの掘り下げも爆笑展開の中でしっかり描いてきて、全体的にパワーアップしてきた。主人公と魔法少女がクラスメイトである点や、今後も新キャラが続々登場しそうである点や、魔法少女側の性癖の目覚めなど今後も面白くなりそうな要素満載で期待は膨らむ。

 

 

4位 僕の心のヤバイやつ(第2期)

第13話と第14話が評価対象。

去年春の前半クールの続きの話から始まって、前半クールよりも更に距離の近くなった市川と山田のキュンキュンする関係に最初から萌えまくることが出来る。ギャグやエロいハプニングなども豊富で上出来であり、中学生のキャラ達の心情をリアルに描いて感動させたり笑わせてくれるところも相変わらず素晴らしい。ただ序盤2話は振り返ってみると前半クール終盤の盛り上がりと次の盛り上がりの間の繋ぎの部分だと思われ、そのぶん上位3作のインパクトに少し劣っていると思い4位としたが今後は期待大。

 

 

5位 姫様”拷問”の時間です

第2話まで視聴済み。

魔王軍が捕えた国王軍の姫様に拷問という名の接待で秘密を喋らせていくという幸福感いっぱいのギャグアニメ。設定やシチュエーションが秀逸でキャラの魅力も際立っていて作画も演出も凝りまくっているのでワンパターンに陥りそうでいて、なかなかそうはならない。拷問のネタも1話では飯テロ3連発で凄く面白かったが、2話では飯テロ要素無しで別の切り口で攻めてきた。しかもそれぞれのネタも上手く捻った描き方をして良い意味で期待を裏切り上回ってくれる。ただ長期的にはどうなるか不安はある。

 

 

6位 メタリックルージュ

第1話まで視聴済み。

人間が人造人間を迫害し共に暮らす近未来世界で人造人間の秘密組織の幹部を狩る人間と人造人間の美女捜査官2人のバディもののSFアクション作品。1話は説明的描写を避けて難解な作りではあったが、ちゃんと見れば1話単体のストーリーも物語の構造もだいたい理解できて、理解さえ出来れば独特の世界観と深い人間ドラマとハイクオリティなアクションを堪能できる一級品のSF大作になることが期待できる。まだ期待の部分が大きいので抑えめの評価としたが1話の話の完成度が高かった分Sランクとした。

 

 

現状のSランクは上記の6作品であり、ちゃんとSランクらしく厳選はしている。ただA+ランク上位作品が甘く選んでSランクに入るかというと、そういう印象でもなく、この現状Sランクの6作品が現状はちょっと頭1つ抜けている印象です。ただ、それでも今後順調にいけば「SYNDUALITY Noir」はSランクに入ってくる可能性は高そうです。あとは「ダンジョン飯」「葬送のフリーレン」「薬屋のひとりごと」あたりは現状よりも盛り上がってくればSランクに上がる可能性はあるでしょう。逆に「勇気爆発バーンブレイバーン」「魔法少女にあこがれて」「姫様”拷問”の時間です」あたりは先の展開がどうも読めないので、もしかしたらSランクからA+ランクに落ちる可能性はあるでしょう。

とりあえずSランク内では、現状は「ゆびさきと恋々」が序盤が特に盛り上がって安定しているので1位となっていて、「勇気爆発バーンブレイバーン」の1話の規格外のインパクトを無視は出来ず2位としていますが、やはり今後最も有望なのは「僕の心のヤバイやつ」でしょう。出来れば「メタリックルージュ」がそれ以上に盛り上がってくれるのを期待したいところですが、そこまで盛り上がるかどうかはまだ未知数です。ただ「ゆびさきと恋々」「メタリックルージュ」は「僕ヤバ」に次ぐ安定枠で、Sランクから落ちる可能性は低いと思う。一方で「勇気爆発バーンブレイバーン」「魔法少女にあこがれて」「姫様拷問の時間です」は不安定枠で、その中でも「勇気爆発バーンブレイバーン」は神作品になる予感はするが「魔法少女にあこがれて」は意外と安定しそうで「姫様拷問の時間です」はまだまだSランクから落ちる不安は大きい。

 

 

 

◆A+ランク(満足できた作品)

 

7位 SYNDUALITY Noir 第2クール

第13話と第14話が評価対象。

前半クールの12話まででキャラや世界観の魅力はしっかり描かれてきていたが本筋はあまり動いていなかった。だが後半クールに入って物語が急速に動き始めた。前半クールで謎だった部分がだいぶ解明されてきて、まだ世界の謎は多く残っているが物語の方向性が示されてクライマックスに向けて動き始めたのは高評価できる。ただ、まだ大きなバトルの前なのでSランクの下とした。

 

 

8位 道産子ギャルはなまらめんこい

第2話まで視聴済み。

真面目高校生男子とギャルのよくある感じのちょっとエロい描写で盛り上げるラブコメなのですが、安定感のあるストーリーに北海道の田舎ならではの地域性がちょうど良い刺激となり上手くストーリーに絡めて描かれている。田舎のギャルの見た目は小悪魔的でありながら素朴で優しい人間味が好印象で、エロいギャグで笑えてちょっと感動できて、ちょっと北海道に詳しくなる作品。

 

 

9位 ダンジョン飯

第2話まで視聴済み。

ダンジョンで魔物を狩って料理して食っていくというのを繰り返していく作品であるが1話は設定紹介風で割とオーソドックスな描き方だったので少し退屈に感じたが2話は作劇も凝っていてキャラの魅力もしっかり描いて魔物の生態の解説も面白くて話にしっかりオチもついていた。こういうレベルの話が今後も続くのならばA+ランクの常連となるだろうけどSランクは厳しいかも。

 

 

10位 葬送のフリーレン

第17話と第18話が評価対象。

連続2クール作品の後半クール分に突入したが、17話で前半クールの物語を締めて18話から新章の一級魔法使い試験編に入ったばかり。まだ新章の登場人物の紹介も終わっていない段階だからまだ大きく盛り上がってはいない。それでも随所に心に響くイイ話が多く、フリーレンはじめ既存メンバーの魅力も盤石で新キャラもイイ感じでA+ランクは常に堅いイメージで今後も期待大。

 

 

11位 結婚指輪物語

第2話まで視聴済み。

ハイファンタジーとラブコメが上手く融合して物語を丁寧に引き締めていてなかなか好印象です。1話では物語を一気に進めて現実からファンタジー世界に移行し、2話では世界観の説明をしっかりしつつ状況やキャラの心情の整理をつけて序章の展開を上手にまとめて今後の物語の方向性も明確に示した。シリアスとコミカルのバランスも良くて、今後の不安点は作画ぐらいといえる。

 

 

12位 魔都精兵のスレイブ

第2話まで視聴済み。

ドM男向きのエロスと異界での異能バトル要素が強い作品で、世界観は結構面白い。可愛い女の子がたくさん出てきて戦ったりエッチなシーンもあったりして楽しめる。ストーリーはどう展開していくのかまだよく分からないので、現状は主人公やヒロイン達のキャラの魅力に頼っている感じであるが主人公がなかなか良い味を出していてエピソードも上手くオチも付けてまとまってる。

 

 

13位 薬屋のひとりごと

第13話と第14話が評価対象。

後半クールの新しい展開はまだ本格的に動き出してはいないが、新しい淑妃が登場してようやく少し動き出した。13話はあまり内容が無かったが14話では猫猫がエロい技の講師をやる展開がギャグ回として面白かったし、基本的に随所でキャラ同士の絡みが面白い。作画のクオリティの高さとキャラの魅力で現状は回している印象で、ミステリーが本格的に動き出せば順位も上がるはず。

 

 

14位 異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。

第2話まで視聴済み。

基本的には主人公が幼女で可愛くて動物と戯れてるところが可愛くて癒される作品であり、まずそこがここまで一貫してしっかり描けているところが評価出来る。更に加えて1話では過不足無く異世界転生に関連する事情を描いて転生後の展開に移行して幸福感溢れる作品のカラーを打ち出しておいて2話で世界観を更に深く描いてみせた構成力もなかなか安定していて今後期待できる。

 

 

現状のA+ランクは上記の8作品がありますが、序盤ということで割と甘めの評価基準にしていて、下位の方の「魔都精兵のスレイブ」「薬屋のひとりごと」「異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます」あたりは現状の出来ではクール後半ならばA-ランク上位あたりが妥当ですが期待値込みでA+ランクに含めています。それゆえ、この3作品は今後はA-ランクに落ちる可能性は高めではありますが、いずれも潜在力ではA+ランク上位以上も狙える作品と期待もしています。

そういうわけで現状において実質的にA+ランクの実力を発揮しているのは「SYNDUALITY Noir」「道産子ギャルはなまらめんこい」「ダンジョン飯」「葬送のフリーレン」「結婚指輪物語」の5作品だが、その中では物語が今期でしっかり完結に向かっていく「SYNDUALITY Noir」はSランクに上がる可能性が最も高い。「ダンジョン飯」「葬送のフリーレン」、それと「薬屋のひとりごと」あたりは潜在力は「SYNDUALITY Noir」よりはちょっと上だろうけど今期分は過渡期的な話だろうからやはりSランクは厳しいかもしれない。「道産子ギャル」と「結婚指輪物語」はA+ランク安定枠のように思える。

 

 

 

◆A-ランク(普通に観れた作品)

 

15位 真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2nd Season

第2話まで視聴済み。

初回は完全に導入回であまり大したことは起きなかったが2話では温泉サービスがあったりバトルも本格的に描かれたのでしっかり盛り上がった。相変わらず特殊な世界観なのでちょっと分かりにくいけどキャラや人間関係の温かさの魅力は健在で楽しめる。

 

 

16位 悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~

第2話まで視聴済み。

内容的には最強系主人公の学園内イベントのテンプレ的な展開をなぞっている段階だが、1話は特殊な構成で唸らせてくれて2話でも順調に事態が悪化していく流れで笑わせてくれた。次回あたりからこの作品独自のカラーが出てきそうで今後に期待できる。

 

 

17位 治癒魔法の間違った使い方

第2話まで視聴済み。

異世界転生のアツい治癒士ヒーロー作品だが、1話はギャグのキレも良くて高評価した。だが2話は修行パートであり相変わらずギャグの勢いはあったが物語的には少し落ち着いたぶん少し物足りなかった。実戦パートに入れば盛り返すことは期待している。

 

 

18位 最強タンクの迷宮攻略 ~体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される~

第2話まで視聴済み。

オーソドックスな感じの異世界冒険者ストーリーで、あまり目新しさは感じないが安心感はある。主人公がナイスガイなので好印象。本筋はまだあまり動いていないが、個々のシーンで見せ場はしっかり話が作られている。ただちょっと冗長な場面もある。

 

 

19位 ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で気ままな花嫁生活を満喫する

第2話まで視聴済み。

公爵令嬢が人生を7回やり直してるループものの作品だが1話は完全に導入であり2話から物語が本格的に動き出した。それでもまだ最初の山場の前という感じでまだ盛り上がっていない。悪くないストーリーっぽいが全体的には女性向けの作品という印象。

 

 

20位 魔女と野獣

第1話まで視聴済み。

設定や世界観は面白そうではある。ただ1話の段階ではまだキャラや設定の一部を紹介した程度の印象で、少し物足りない感じ。もう少し話数を重ねて本筋の話をちゃんと説明した上で個別エピソードも堅実に重ねていけばA+ランクも狙えるかもしれない。

 


21位 戦国妖狐 世直し姉弟編

第1話まで視聴済み。

戦国時代の日本が舞台で妖狐と仙人の義姉弟が世直しの旅をして化け物退治をするというお話として始まったが3クールかけて長編の物語が展開されていく。スロースタート気味で1話ではまだ物語の全貌は分からないが無難な立ち上がりであったとは思う。

 

 

22位 ぶっちぎり?!

第1話まで視聴済み。

ヤンキー不良ドラマに千夜一夜物語の要素をプラスした作品みたいだが、現状はまだどういう話になるのかよく分からない。第1話はドタバタするばかりでキャラの言動にもあまりついていけなかったが、面白くなりそうな要素は散見されていて期待してる。

 

 

現状のA-ランクは上記の8作品があるが、序盤ということで甘めの評価基準になっているので下位の方の「魔女と野獣」「戦国妖狐」「ぶっちぎり?!」あたりは現状の出来だとBランクが相当かもしれない。ただ、いずれも期待値の高い作品なのでA-ランクに入れているのだが、Bランクに落ちる可能性も高いだろう。

残りの上位5作品も割と流動的な状況で、その中では「悪役令嬢レベル99」「治癒魔法の間違った使い方」あたりはA+ランクに上がる可能性は割とあるんじゃないかと思う。また、A+ランクに上がる可能性ならば他の上位の安定作品よりは「魔女と野獣」「戦国妖狐」「ぶっちぎり?!」の下位3作品の方が高そうではある。

 

 

 

◆Bランク(退屈だった作品)

 

23位 佐々木とピーちゃん

第2話まで視聴済み。

最初は文鳥が喋ったり異世界貿易業と現実世界異能バトルの2つの要素が同時進行したりと目新しさを感じていたが2話になると色んな要素がどれも中途半端で物足りない印象になってきてしまった。実質3話分やっててこれではちょっと今後も不安になる。

 

 

24位 俺だけレベルアップな件

第2話まで視聴済み。

現代版ダンジョン作品で主人公が無双する話のはずなのだが2話費やしてまだ主人公が覚醒していないで弱いまま。作画がとにかく良くて話も全くつまらないわけではないが、まだ本筋の話が始まっていない感じで現状は焦れる展開が続いてあまりノレない。

 


25位 外科医エリーゼ

第1話まで視聴済み。

2回転生して元の異世界に戻った悪役令嬢の物語みたいだが、1話では二度目の転生の日本での医者時代の話が描かれてテンプレ的な内容で退屈であった。ただ物語の本題は2話以降だと思われ1話は前フリだったと思うので案外面白くなるのかもしれない。

 

 

26位 望まぬ不死の冒険者

第2話まで視聴済み。

アンデッドになってしまった冒険者のお話なんですが1話は壊滅的に面白くなくて最下位に評価した。しかし2話では主人公が喋れるようになりヒロインと絡みがありイイ話が描かれて一気に評価が上がった。それでも1話のマイナス点があるのでこの順位。

 

 

現状のBランク作品は上記の4作品であり、中盤あたりでこのランクにあると視聴打ち切り対象となってくるが、むしろその危険性が高いと思っているのが現状では上位にある「佐々木とピーちゃん」「俺だけレベルアップな件」の方です。どちらもここからつまらなくなっていきそうなムードがある。一方で現状では下位にある「外科医エリーゼ」「望まぬ不死の冒険者」あたりはここから少し面白くなってA-ランクあたりに落ち着きそうな予感がする。

 


 

◆Cランク(苦痛だった作品)

 

27位 愚かな天使は悪魔と踊る

第2話まで視聴済み。

天使と悪魔が互いに相手を惚れさせようとするラブコメが始まったが、お互いの目的があまり納得できず、色仕掛けの方法も幼稚すぎて色々と演出も寒くて全然面白くなかった。それでもヒロインは外見は可愛いし今後盛り返すことはまだ期待はしている。

 

 

28位 最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。

第1話まで視聴済み。

可愛そうな境遇の少女が頑張っていく異世界ファンタジーみたいですが、どうにも地味で話の内容も好みに合わなくて視聴が厳しかった。ただ丁寧に作ってある良質な作品みたいなので面白くなるかもしれず、もう少し様子は見ていきたいとは思っています。

 

 

29位 即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。

第2話まで視聴済み。

主人公の好感度がかなり低いんですが、その主人公がマシに思えるほどクズしか登場しない。ヒロインの可愛さだけが救いだったが、もうそれじゃ救いきれなくなりかけてる。話も駆け足すぎるからなのか意味が分からなくなってきた。かなりキツイです。

 

 

30位 異修羅

第2話まで視聴済み。

1話と2話で登場キャラが全く違っていて2話は唐突にたくさんのキャラが出て来て戦うが説明不足すぎて何が行われているのかサッパリ分からなかった。豪華声優陣に演技させて超絶アクション作画で見せれば話はテキトーでも何とかなる的な作品の印象。

 

 

現状のCランク作品は上記の4作品だが、このうち「愚かな天使は悪魔と踊る」と「最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました」に関してはまだここからA-ランクに上がる程度には面白くなる可能性は感じており、希望は捨てていません。一方で「即死チートが最強すぎて異世界のやつらがまるで相手にならないんですが」と「異修羅」はちょっと無理かなと思い始めてます。ただまぁまだ序盤なので分かりませんけど。


 

 

なお、1月10日深夜以降に第1話を視聴した11作品のうち、以下の4作品は1話で視聴を切らせてもらうことにして、ランキングから除外することにしました。つまり、1話切り作品ですが、それは、全く自分の好みのジャンルの作品ではない場合や、自分として全く観る気が起きないような作品で、作品の実際の面白さやクオリティに関係なく個人的嗜好によって低評価しか出来そうにないような作品は最初からランキングに入れない方が良いという判断です。あまりに個人的嗜好で否定的になりすぎると、他人から見て客観的評価が出来ないということになるので、それを避けるための措置です。だから、ここで1話で切るからといって最悪の作品というわけではない。では、現時点で新たに1話切りすることにした4作品を以下に紹介します。

 

30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい

童貞のまま30歳になった男性サラリーマンの主人公が触れた相手の心が読める魔法を使えるようになって、同期のイケメン社員が自分に恋愛感情を抱いていることを知ってしまい愕然とするというBLコメディ。ストーリー自体はムチャクチャ面白かったんですが、BL要素がガッツリ入っているのでどうしても個人的に拒絶感があって正当な評価を出来る自信が無いので1話切りしました。

 

 

百妖譜

この作品は中国の小説が原作の中華ファンタジーみたいで、古代の妖怪を題材にして宋代の中国を舞台にした中華アニメです。だから完全に中国の価値観で制作されていて、特に昔の中国を舞台にした中華アニメはちょっと価値観が理解出来ないものが多いです。この作品もそういう中華アニメの典型的なパターンで、価値観がどうも理解出来なかったので1話切りさせていただきます。

 

 

月刊モー想科学

この作品は超常現象やオカルトを扱う雑誌の編集者たちが奇妙な事件に巻き込まれるというコメディのようですが、とりあえずコメディとしてどうしようもなく面白くなかった。かなり視聴がキツかったので、アニメ作品としてもかなり脱力した出来栄えでジャンル的にもずいぶん特殊だったので、自分の好みのジャンルではないという理由で1話切りさせていただくことにしました。

 

 

スナックバス江

この作品は札幌の場末のスナックを舞台にしたショートギャグ漫画原作で基本的にブラックジョーク寄りです。第1話は意外に面白かったんですが声優さんの演技で面白さがかなり水増しされてるからだと思う。内容的にはかなりしょうもなくて、ちょっとレビューに困るレベル。視聴は出来てもレビューやランキングの対象にしたくないタイプの作品なので1話切り対象にしました。