2023秋アニメ 10月14日視聴分 | アニメ視聴日記

アニメ視聴日記

日々視聴しているアニメについてあれこれ

2023年秋アニメのうち、10月13日深夜に録画して10月14日に視聴した作品は以下の5タイトルでした。

 

 

葬送のフリーレン

第6話を観ました。

今回は前回の続きで遂に赤鏡竜を討伐する話が描かれたりしましたが、物語全体の流れの中ではおそらく次の盛り上がりの前の一休みに近いような位置づけのエピソードであったと見るべきでしょう。今回の後半パートでは城塞都市の関所を越える話が描かれましたが、この関所を越えると大陸の北側の諸国に入っていき、そこには魔王軍の残党が発生していて戦争状態だとの話でした。ここまでの旅路は時々魔物は現れたりしたものの基本的には平和なものであり、今回の後半パートの城塞都市のとても平和な街でした。おそらく関所を越えたことによって次回からはこんな平和ではなくなってくるのでしょう。つまり、今回がここまでの平和な旅路の最後だったのでしょう。そういうわけで、竜を討伐する場面は確かに凄いアクション作画でしたけど、状況としてはまだ静かで平和なもので、そこで描かれていたものはシュタルクの旅立ちだったのだと思います。また、今回は前半パートも後半パートも全編通してメインで描かれていたのはシュタルクとフェルンの心の交流であり、新たに仲間となった2人が次第に互いを理解していく過程が丁寧に描かれたのだと思います。まぁ視聴者目線では主にフェルンがシュタルクを知っていく様子が描かれたという感じではありましたが。とにかくとても良い感じのエピソードでありました。

まず冒頭は、竜と戦うのを嫌がっていたシュタルクがこの村で3年間ずっと修行を続けていたことを知ったフェルンが「どうして竜と戦う気が無いのに修行をするのか」とシュタルクに問う場面からです。それに対してシュタルクは、自分はこの村の英雄なのだと答えます。自分が来てから、それまでは竜に怯えていただけの村の連中は笑えるようになったのだとシュタルクは言う。シュタルクが竜を追い払ってくれた、シュタルクが居るから竜は恐れて村を襲ってこない。そんなふうに村人たちは勘違いしており、実際は村が襲われないのは単に竜の気紛れに過ぎず、シュタルクはただ竜を前にして震えて何も出来なかっただけなのだが、とにかくその勘違いのお陰で村人たちは笑って暮らせるようになった。

ならば自分はその勘違い通りに「村の英雄」であり続けなければならない。そして「村の英雄」としてこの村に留まり続ける限り、いつか竜が気紛れをやめて村を再び襲ってきた時に今度こそ自分は村を守るために竜と戦わなければならない。それはとても怖いけど逃げられない。ならばせめて修行して少しでも強くなって死なずに済むようにするとか、竜が諦めて去っていくぐらいにはなりたい。そうして竜への恐怖心にかられてシュタルクは崖に向かって3年間、斧を振い続けた。その結果が、この崖に出来上がった深い深い裂け目なのです。この裂け目の深さは、そのままシュタルクの竜への恐怖心の深さを示していた。

だからシュタルクは自分の修行跡の崖の裂け目を見ると自信を深めることはなく、むしろ恐怖心が湧き上がってくる。それでシュタルクは「実際は逃げ出しちまうかもな」と自嘲するのだが、フェルンはシュタルクの手をとって、その掌の3年間の修行跡をじっと見つめてから「シュタルク様は逃げないと思います」と言う。そして、フェルンは自分が初めて魔物と戦った時の話をするのでした。十分すぎるほど修行はしていたのだが、いざ魔物と相対すると恐怖にかられて逃げ出してしまった。だが、何処までも魔物に追いかけられて、遂に追い詰められて戦う覚悟を決めた時、自然に修行した通りに身体が動いて魔物を倒すことが出来たのだという話です。

その自分の実体験から、フェルンは「必死に積み上げてきたものは裏切らない」と言い、「必要なものは覚悟だけだったのです」とも言う。だからシュタルクが村を守るために積み上げてきた修行の成果はきっと竜と戦う力になるはずなのです。それでもシュタルクが竜と戦いたくないというのは、まだ覚悟が定まっていないからであり、その気持ちはフェルンにもよく分かる。だが同時に、覚悟さえ決まればきっと戦えることも分かる。そして、そのシュタルクの覚悟についてフェルンは「村を守りたいという覚悟だけはきっと本物だと思います」と言い残し去っていった。

そして翌日、竜と闘いに行くフリーレン達の前にシュタルクは現れて自分も戦うと言う。そして自分が30秒だけ竜を足止めするから必ず竜を倒してほしいとフリーレンに頼む。更に重ねて「もし自分が途中で死んでも必ず竜を倒してほしい」ともシュタルクは言う。どうやら村を守るために死んでもいいというぐらいの「覚悟」は定まったようです。これでシュタルクは戦えるようにはなった。だが自分の修行した成果が竜に勝てるほどの力になっているとは到底思えないし、もともと怖くて修行していただけなのです。勝算なんて無い。あるとすれば、自分が犠牲となっている間にフリーレンが竜を倒すという道ぐらいでした。いや、上手くやれば自分が生き残っている間にフリーレンが竜を倒してくれるかもしれないが、そのためには命を捨てるぐらいの覚悟で戦わなければいけないだろうということはシュタルクにも分かっていた。

そうして生還の望みの薄そうな戦いに向かう時、シュタルクの手は恐怖心で震えた。しかし、その震える手を見てフリーレンは「アイゼンと同じだ」と微笑む。そしてフリーレンはシュタルクの師匠のアイゼンと一緒に戦っていた時の話をする。それによると、アイゼンは強敵と戦う時に恐怖心で手が震えていたという。しかしアイゼンは「怖がることは悪いことではない」と言っていた。そして「この恐怖が俺をここに連れてきたんだ」とも言った。つまり、アイゼンもまた魔物と戦うのが怖くて、怖いからこそ必死で修業をして、それによって強くなって戦いの中で生き残り勝利して、遂には魔王討伐の戦いにまで参加するようになったのです。そういう点では師匠のアイゼンもまたシュタルクと全く同じだったのです。そして、そうして恐怖に震えながらでもアイゼンが戦うことが出来たのは、フェルンの場合と同じく「覚悟」を決めたからだったのです。そのことに気付いたシュタルクは、アイゼンの弟子である自分だって「覚悟」を決めさえすれば十分に戦えるはずだと自信を持つことが出来た。

そうしてシュタルクは竜の前に立つ。すると竜は警戒した様子となり、それを見てフリーレンは竜が3年の間、村を襲わなくなった理由は気紛れなどではなくシュタルクを警戒していたからだということに気付く。どうしてフリーレンがそう思ったのかというと、フリーレンはあらかじめアイゼンからシュタルクの話を聞いていたからでした。アイゼンはシュタルクと喧嘩別れしてしまったのだが、原因はアイゼンが口喧嘩の時に思わずシュタルクを思い切り殴ってしまったからだという。その理由をアイゼンは「怖かったから」だと言った。アイゼンは喧嘩の際にシュタルクの戦士としての卓越した能力を感じとって思わず反射的に自分の身を守るために殴ってしまったのだという。そういうアイゼンの話を聞いていたフリーレンはシュタルクに会ってからその話を半信半疑になってしまっていたが、こうして竜がシュタルクに怯えている姿を見て、アイゼンの言っていたことは間違いではなかったのだと確信出来たのでした。

そうしてシュタルクは激闘の末に竜を倒し、最初は自分が1人で竜を倒してしまったことに気付いておらずフリーレンの援護を求めて大騒ぎしていたが、フリーレンに「もう死んでいるよ」と指摘されて、初めて自分1人で竜を倒してしまったことに気付き、ようやく自信と覚悟を持つことが出来て、フリーレン達と一緒に旅立つことになった。アイゼンのもとに戻るという手もあったが、アイゼンがフリーレンにシュタルクを連れて行くように言っていたと聞いて、シュタルクハフリーレンと旅をする道を選んだのでした。

どうしてシュタルクがその道を選んだのかについて描かれたのが後半パートです。大陸の北側諸国との境界に位置する城塞都市に到着したフリーレン一行はここより北は魔王軍の残党が出没して危険なのでという理由で関所を通してもらえず足止めされてしまいます。するとフリーレンはむしろ喜んで、しばらくこの都市に逗留して魔法学の勉強をしようとする。しかしフリーレンの感覚での「しばらく」というのは人間であるフェルンには長い年月になってしまう危険がある。それでフェルンは何とか自分が関所を越える方法を探し出そうと考える。

一方、シュタルクは昔アイゼンと修行していた頃にも立ち寄ったことがあるこの都市を懐かしく思い、飲み屋に入って子供の頃にアイゼンに食べさせてもらったアイスクリームを食べたりする。店主もアイゼンやシュタルクのことを覚えていて、アイゼンに孝行するようシュタルクに言うが、シュタルクは「その最中だよ」と答える。しかし実際はシュタルクはアイゼンのもとには行かずフリーレンと旅をしているわけですから、この場面ではシュタルクが適当なことを言っているように聞こえてしまう。

そうしていると、そこにフェルンがやって来て、一緒に関所を越える方法を探してほしいと言ってくるのでシュタルクも協力することにします。だが良い方法が見つからず、フェルンは途方に暮れてしまい、ひとまず諦めようとする。だがシュタルクはそれでも何か方法があるはずだと頑張るので、フェルンは自分よりもシュタルクの方が旅を急いでいるように感じる。その理由をフェルンがシュタルクに問うと、シュタルクは師匠のアイゼンがフリーレン達との魔王討伐の旅の楽しい思い出をとても大切にしていたのだという話をする。

だが、今のアイゼンはもう旅を出来るような年齢ではない。だからフリーレンから一緒に行こうと言われた時断ったのです。だが本当は行きたかったはずだというアイゼンの気持ちがシュタルクにはよくわかる。そのアイゼンがシュタルクをフリーレンの旅の同行者に指名した。シュタルクが役に立つ戦士だという意味もあるのかもしれないが、役に立つ戦士なら他にいくらでもいるのだから、あえてアイゼンが自分の弟子のシュタルクを行かせたということは、それはつまり、シュタルクに旅の土産話をしてもらうためなのだろう。そういうアイゼンの気持ちをシュタルクは分かっていて、だからアイゼンが生きているうちに旅を終えてアイゼンのもとに戻りたいのです。そうなると、フェルンの残り寿命よりもアイゼンの残り寿命の方が短そうですから、自然とシュタルクの方がフェルンより旅路を急ぐことになるのです。それがシュタルクなりのアイゼンへの恩返しであり「孝行」なのです。だからシュタルクはさっき飲み屋で店主に「アイゼンに孝行しろよ」と言われて「その最中だよ」と答えていたのです。シュタルクにとってはこのフリーレン達との旅そのものがアイゼンへの孝行に繋がっているのです。

その後、城塞都市の城代が高名な魔法使いフリーレンが関所を越えようとしていると聞きつけて、魔王軍の残党と戦うための旅なのだと勘違いして、特例として関所を通してくれて、フリーレンはせっかくゆっくり逗留して魔法学の勉強に没頭しようとしていたのが台無しになってガッカリする。そうしてフリーレン一行は関所を越えて北側諸国への足を踏み入れていくことになり、次回に続きます。さて次回から新展開になると思われます。楽しみに待ちましょう。

 

 

攻略うぉんてっど! ~異世界救います!?~

第2話を観ました。

今回は神様の間違いでゲーム世界に転生したと思っていた主人公が、本物の救世主と出会って、それが自分の現実世界で家庭教師したことがある子だと分かり、更に自分の現実世界での本体が無事であって、ゲーム内で救世主が世界を救ったら元に戻れるということも分かる。それで主人公は本物の救世主と共に世界を救う旅に出ることになるという話。

なんだか転生系なのかと思っていたら、「ゲームしてるだけ」感が強くなってきてしまいました。まぁもともと全く面白くなかったんですが、更に面白くなくなった感じ。主人公の性格が普通に悪いし、全く共感できない作品です。最後になんか延々とどうでもいいゲーム画面みたいなコーナーもあるし、ちょっとついていけません。それでも視聴継続してしまったので次回まではとにかく見ると思います。

 

 

はめつのおうこく

第2話を観ました。

今回はリディア帝国の監獄に厳重に閉じ込められていたアドニスが、奴隷女のドロカの起こした脱獄騒ぎによって解き放たれた前回ラストシーンの続きから始まります。脱獄したアドニスは看守を殺しまくり逃げ出しますが、ドロカのことは殺さず、彼女を拘束していた鎖を破壊して去っていきました。また自分の魔道具みたいなのも奪っていきました。結局、監獄のオカマみたいな喋り方をするマッチョな看守長はあっさり保安局の人に殺されちゃったっぽい。濃いキャラなのでレギュラー化するんじゃないかと思ってたので意外でした。

その後、外に出たアドニスは魔法で王都の街を破壊しまくって一般人を殺しまくります。まるでテロリストですが、自分のこういう行動が亡くなった師匠のクロエが望まないことも本人は分かってるみたいですが、それでもクロエを殺したリディア帝国をどうしても赦せないようです。そうして巨像を操って怪獣映画みたいに街を破壊するアドニスに対して、帝国側も戦闘機まで発進させて空爆を行い、ますます市民の犠牲者は増えます。

アドニスも無差別殺戮を行いながらもクロエの仇である皇帝を一応狙ってるようですが、その皇帝ゲーテはあれから10年経って病気で寝込んでいるみたいです。ゲーテはなんか魔女狩りについて罪の意識はあるっぽいんですが、それでも人類の発展のために間違ったことではなかったと言っています。

そして殺戮を続けるアドニスの前にドロカが現れて殺戮を止めるよう説得しようとするのだが、ドロカがリディア帝国の人間ではなく捕虜だからと思って殺さなかったアドニスは自分を止めようとするならとドロカを殺そうとするが、ドロカは実は魔女で、クロエを復活させるためにアドニスに会いに来たのだと言う。ところが保安局の狙撃によってドロカが撃たれてしまったというところで今回は終わり、次回に続きます。

 

 

カノジョも彼女 Season2

第2話を観ました。

今回は紫乃が直也の家にやって来て一緒に住み始めて、その中で紫乃視点での咲や直也との過去回想も描かれます。相変わらずドタバタコメディなのですが、その中でしっかりドラマも描かれています。例えば、これまで紫乃が実は直也のことを以前から好きだったということ自体は明らかになっていましたが、どういう経緯で好きになったのかについては描かれておらず、それが今回は明らかになったことになります。そして、同時に紫乃にとって咲との関係が大切なものであることも描かれ、だからこそ紫乃が直也への想いと咲との友情の間で葛藤することも理解できるようになっています。更に今回は「咲のために直也を諦める」という考えの紫乃と「咲は好きだけど直也との二股も諦めない」という考えの渚が対比的に描かれていて、紫乃と渚の関係も今後の注目点となっていくことも分かります。今回はそういう感じで、過去回想と紫乃の歓迎会関連が主に描かれていて、大きなイベントは描かれていませんから、まだ大きな盛り上がりというわけではないですが、前回に比べるとだいぶ物語が動き出してきたという印象となりました。これからどんどん盛り上がっていって、この作品の場合はクール終盤が一番盛り上がることになると思いますので、現状はまぁこんなもので良いと思います。

まず冒頭、紫乃が直也の家に引っ越してきて、咲のだらしない暮らしぶりに呆れて小言ばかり言っているのを見て、あまりに咲と紫乃の性格が違うのに2人が親友同士であることを不思議に思った渚がそのことを尋ねると、紫乃が咲との出会いの頃の話をし始めます。ここから紫乃の回想による中学1年生の時の咲と紫乃の出会いが描かれます。

紫乃は中学1年の途中で咲や直也の通っていた中学に転校してきたそうですが、初対面の時から咲はアホなことばかり言っていて、紫乃は呆れ果てていました。咲は渚をすぐに気に入ったように、どうも美少女に弱いみたいで、紫乃も美少女であり、しかも咲よりも貧乳だったので咲は一発で紫乃が気に入ったようです。それで咲は紫乃につきまとってきたのですが、紫乃はツンツンした対応をしていました。咲がアホだから嫌だったというわけではなく、そもそも紫乃は文武両道なんでも優れていて、貧乳以外には欠点というものが無い完璧人間だったので、紫乃から見れば周囲の人間はみんな自分よりも格下でした。

といっても紫乃は別に周囲を格下だと見下してツンツンしていたわけではなく、逆に周囲の人間がいつも自分のことを妬んで距離を置いてきたり意地悪な態度をとってくることばかりでウンザリしていたのです。子供の頃から優等生だった紫乃はそんな感じでそれまでは友達もあまり出来なくて、どうせ周囲の人間は自分のことを嫉妬したりして、友達になっても楽しくなんかならないと思って、いつしか紫乃の方から周囲の級友たちに距離を取るようになっていたのです。

しかし咲はそもそもアホすぎて紫乃に嫉妬するようなレベルの人間ではなく、自分の方がオッパイが大きいという理由だけで満足してしまっており、遠慮なく紫乃に絡んできて、紫乃も咲の言動があまりにもアホで危なっかしくて、ついつい構っているうちに仲良くなってしまっていた。そうして紫乃は初めて心を許せる友達を持つことが出来るようになり、咲のことを大切に想うようになっていったのでした。

そうした紫乃と咲の出会いの話を直也と渚は初めて聞いたことになります。中学が別であった渚はともかく、直也は咲と紫乃と同じ中学であったのにその話を初めて聞いたみたいで、改めて紫乃が咲を大切に想ってくれていたことに感動し、そんな紫乃に二股の件で心労を与えてしまったことを頭を下げて謝る。実際は紫乃が二股の件で悩んでいたのは「自分が直也のことが諦められなくなるから」だったのだが、直也の方は単純に「紫乃が咲のことを心配してくれていた」と思って申し訳ない気持ちで謝っているのです。そんな直也の勘違いした謝罪を受けて紫乃としてもちょっと居心地が悪いと同時に、直也に自分の気持ちを気付かれていない安堵と共に、物足りなさも感じてしまう。

そうして自分に宛てがわれた部屋に荷物を運んで一旦落ち着くと、紫乃は直也と中学で初めて出会った時のことを回想します。ここからまた紫乃視点での回想シーンとなります。中学1年の途中で転校してきた紫乃が咲と出会って友達になって1ヶ月が経過した頃、2人の前にいきなり直也が現れて咲に「好きだ!」と告白してきたのです。1期でも言及されていましたが直也は咲とは幼馴染で、小学校の頃からずっと咲に愛を告白してきていたのだという。それは高校入学後まで続き、遂に努力が実って高校入学後に咲は直也の愛の告白を受け入れて2人は交際を開始した。まぁその直後に渚が直也に告白してきて、結局二股交際が始まってしまったわけですが、それについては1期で描かれてきた通りです。

直也と咲にとっては、その「告白→拒否」という流れは既にその段階で月に一度繰り返される儀式のようなものとなっていたのですが、紫乃は小学校時代の2人を知りませんからいきなりの愛の告白にビックリしました。だが同時に、直也が真っすぐな目で咲に愛の告白をする姿に惹かれてしまった。まぁ冷静に考えたらただのストーカーなんですけど、紫乃はそういう真っすぐすぎる人間に惹かれるタイプだったのでしょう。紫乃はいつも咲と一緒にいましたから、直也が月に1回告白してくるのを毎回傍で目撃することになり、毎回直也が断られるのも見てきた。それでも全く諦めることなく告白し続ける直也の真っすぐさにますます紫乃は惹かれていった。

だが、紫乃は「咲が直也と付き合う気が無いのなら自分が貰ってしまおう」とは考えなかった。直也がこれだけ一途に咲のことを想っているのだから自分に振り向くはずがないという想いもあったが、それよりも重大なことは、実は咲も直也のことを好きだということを紫乃は気付いていたからです。咲が直也の告白をいつも拒絶しているのは直也の告白がストレートすぎて恥ずかしいからであり、別に直也のことを嫌いだからではない。まだ咲自身が中学生で子供っぽさを残しているので直也の告白は重すぎて応えられないだけで、もう少し咲が成長すれば直也の告白を受け入れられるようになるはずだということは紫乃には分かっていました。だから、もし自分が直也を奪ってしまったりすればきっと咲は悲しい想いをする。初めて出来た親友の咲を悲しませることなど出来ないと思った紫乃は直也への想いは諦めて、咲と直也が仲良くなれるよう協力しようと考えたのでした。

それで紫乃は直也にもう少しやり方を変えてみたらどうかと助言してみた。例えば一旦告白を止めて咲を焦らしてみた方が付き合える可能性が上がるんじゃないかと提案してみたところ、直也はそれは嫌だと言う。「好きだ」と言い続けたいのだという。どうしてなのかと紫乃が問うと、直也は「咲と交際すること」よりも「咲を好きだという想いを伝えること」の方が大事なのだと言う。それを聞いて紫乃は「交際すること」よりも大事なことがあるのだと気付き、救われた気持ちになった。咲のために直也と交際するのを諦めて、もうこれで自分の初恋は終わったのだと寂しく思っていたが、そうではなかった。たとえ直也と交際出来なくても、密かに直也を想っている限りは自分の初恋は消えたりしないのだと思えた。本当は直也の言うように「想いを伝えること」が出来れば一番良いのだろうけど、さすがに咲の親友である自分がそれをするのは無理だったので、せめて「直也を好きだという想い」はずっと大切にしようと紫乃は思ったのでした。

そうして紫乃は自分の想いは胸の奥に大切にしまい込んで、直也に咲の誕生日プレゼントを贈るよう助言し、「バラの花を100本贈る」とかバカなことを言う直也が危なっかしくて放っておけず、直也と一緒にショッピングモールに出かけてプレゼント選びを手伝うことになった。そうして色々とドタバタの挙句、なんとかプレゼントを買えましたが、その最中も直也は紫乃に感謝して褒めまくってくるので紫乃としてもそのたびに心が揺れて困ってしまいました。直也はあくまで感謝の気持ちで色々言っているだけであって紫乃に気があるわけではない。そんなことは紫乃も分かっているし、咲のためにもそんなことを想ってはいけない。自分はあくまで1人で直也のことを想っていればいいのであって、直也が自分に振り向いてくれるかもしれないなんて考えてはいけないのだと紫乃は自分に言い聞かせる。

そうして直也は感謝の気持ちで紫乃にもプレゼントを買ってくれていて、それを別れ際に渡してくれた。それは髪を留めるリボンで、紫乃はそれを素直に受け取った。あくまで咲へのプレゼント選びを手伝った謝礼なのだと思えば受け取ることには抵抗は無かったし、実際に直也が単なる謝礼として差し出していることは明白に分かったからです。ただ、そのリボンを現在に至るまで紫乃は頭に付け続けている。あくまで謝礼として渡されたリボンでしたが、紫乃にとっては初恋の人に初めて贈られた大切なプレゼントだったからです。

ただ、もうこれ以上直也の好意を受け流すことも限界だと思った紫乃はリボンを受け取った後、直也にもうあまり学校で話しかけてこないで欲しいと言う。どうしてなのかと問う直也に向かって紫乃は冗談めかして「あんまり仲良くなって私が向井君のことを好きになったりしたら困るでしょう?」と言ってみせるが、それは実際のところ本心でした。だが、それに対しても直也が咲が好きだけど紫乃も魅力的だとか言って悩んでいるのを見て、そんなふうに自分のことまで大切に想ってもらって紫乃は嬉しくなり、もうそれで十分だと思い「ありがとう」と笑って別れた。

そうしてその後は直也は学校でも紫乃に特に親しくするわけでもなく、単に咲の友人として接していき、咲に告白を繰り返す生活を送っていった。そうして3人は一緒の高校に進学して、遂に直也と咲が交際を開始して、紫乃はそれで良かったのだと思いつつ直也への想いは大切に持ち続けていた。自分は咲の親友なのだから直也と交際することは諦めて、ただ直也への想いを大切にしていればいいのだと思っていた。ところが直也が二股交際をしていることが分かり、咲も二股を認めていることも分かって、紫乃の心は揺れ動いてしまった。それならば、もしかしたら自分も直也との交際を諦めなくてよかったのではないかとも思えてきた。いや、それでも咲との関係を大切にしたいと思うならば二股なんてあり得ないとも思えて、でも咲が二股を認めているという不可解な事実もあって、紫乃はもうワケが分からなくなり、いっそ直也の二股交際という現実を無かったことにしてやろうと決意して、こうして直也の家にまで乗り込んできて二股交際を潰してやろうとしているのです。

そういう決意で乗り込んできたはずだったのですが、咲や渚が留守中に直也が居間のソファで居眠りしているのを見て、紫乃は思わず直也にキスしそうになってしまう。こんな無茶な作戦まで考えて直也の家にまで乗り込んできた自分を紫乃もたいがいアホだと思っていて、自分がこんな変なことをしてしまっているのは結局は直也のことを諦めきれていないからなのだということは紫乃にも分かっていたのです。それで思わず、直也にキスでもしたら諦められるのではないかとか考えてしまった。もうこうなってくると、そもそも直也とエッチなことがしたくて乗り込んできたみたいになってます。

ところがそうして紫乃が直也にキスしようとしているところに咲が帰ってきて現場をバッチリ見てしまいます。慌てた紫乃は直也の鼻毛を抜こうとしてただけだと言って誤魔化して、咲はアホなのでそれを信じます。そして紫乃は風呂に入って自分の気の迷いのアホな行動を猛反省し、二股関係を壊して自分も直也を諦めるという初心に戻って気を取り直そうとします。しかし脱衣場でお約束のように直也と鉢合わせしてしまい、またもや全裸で直也に馬乗りになってしまい咲にそれを見られるという温泉の時と同じコントを披露する。

その後、夕食時に紫乃の歓迎会が開かれ、渚が豪華な料理をたくさん作ってテーブルに並べます。しかし紫乃は、自分はこの家の二股関係を壊しに来ているのに、どうして自分を歓迎するのかと言って呆れる。特に紫乃は咲と直也が交際することは認めているわけだから、要するに紫乃は渚と直也の仲を引き裂くために来ているのです。そんな紫乃のことを渚が手料理で歓迎するとか、どう考えてもおかしいだろうと紫乃は指摘する。だが直也は紫乃は咲の大切な親友だからと言い「大切な人の大切な相手は自分も大切にしたい」と力説し、直也に「大切にしたい」などと言われてまた紫乃の心は乱れてしまう。

それで結局、紫乃も料理を食べることになり、料理が凄く美味しかったので紫乃は驚く。そして渚がよほど料理の勉強をしたのだろうと思うのだが、野菜料理が無くて栄養バランスが悪いと思った紫乃はサラダを作ってテーブルに加えます。するとそれを見て作り方を覚えた渚が「これでますます直也くんに喜んでもらえます」と言って喜ぶのを見て、紫乃はいつの間にか自分が二股関係を応援するようなことをしてしまったと気付き愕然とします。

そうして咲が「渚ちゃんは直也のために料理頑張ったんだよね」と言うのを聞いて、紫乃は渚に聞いておきたかったと思っていたことを質問する。それは「向井くんに咲という彼女がいるということを知らずに好きになったの?」という問いでした。その問いに対して渚が正直に「知ってました」と答えると、紫乃は激怒して「どれだけ咲の迷惑になってるか分かってるの?」と渚を責める。紫乃自身は咲の迷惑にならないように直也への想いをずっと胸に秘めてきたのですから、紫乃から見れば渚の行動は咲の迷惑を考えないあまりにも身勝手な行動に見えたのです。だが、その怒りの中には「自分にはやりたくても出来ないことを平然とやってのけている渚への妬み」も含まれていたのでしょう。

そうした紫乃の怒りの言葉を聞いて、渚はもちろん、咲も直也もまさか紫乃が直也への想いを我慢しているなんてういう事情は知らないので、単に紫乃が咲のことを純粋に心配して渚を非難しているのだと思っている。それで、それに対して渚は「迷惑をかけていることは分かっていて申し訳なく思っていますが、それでも私は直也くんが好きです」とキッパリと言い返す。これは1期の最終話で既に渚が乗り越えている壁であって、ずっと咲に対して申し訳ない気持ちで萎縮していた渚に対して咲と直也が自分の気持ちを大切にしてほしいと言って3人の心はもう決まっているのです。だから渚は自分が咲のことを好きで、その咲の迷惑になると分かっていながら、それでも「直也を好きだ」という気持ちを伝えることを諦めないのです。

これはかつて中学時代に直也が紫乃に言った「想いを伝えることが大事」というのと同じ考え方です。いや、直也のそういう考え方に感化されたことで渚はそういう考え方に至って1期の最終話で心が救われたのです。それに対して、紫乃は中学の時に直也の同じ言葉を聞きながら、「想いを伝えること」を諦めてしまっていた。どうしても咲の迷惑んになってはいけないと遠慮して、自分はただ想いを大切にしていたらいいのだと妥協して、直也への想いを伝えなかった。渚と紫乃のどちらが直也の考え方に合った人間であるかは明白でした。それはもちろん渚の方であり、だから渚は咲と二股で直也の彼女に収まっており、対して紫乃は直也に相応しい女性ではないということになる。渚の言葉を聞いて紫乃はそうした自分と渚の差を明確に感じ取ってしまい不愉快な気持ちになった。それでも自分の方が常識的、倫理的に正しい人間であるはずだとも思い、渚に対して腹が立ってくる。それで紫乃は「ますます水瀬さんが嫌いになったわ」と言い「絶対に二股なんてぶっ壊してやる!」と宣言し、歓迎会は大荒れ、4人での共同生活は波乱の船出となったところで今回は終わり、次回に続きます。次回は花火大会みたいですね。

 

 

経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。

第2話を観ました。

今回は交際を始めたばかりの龍斗と月愛の様子が描かれました。月愛と付き合い始めたことを友人に打ち明けた龍斗は、月愛が本気で龍斗と交際しようとしているわけではなく気紛れに過ぎないと言われて気にしてしまう。しかし月愛は龍斗にベタベタしてきて、龍斗は嬉しいけど周囲の視線が気になってしまう。それで交際は秘密にして学校では話さないようにしようと龍斗が月愛に提案すると、月愛はそれなら何時喋れるのかと質問してくるので、土日とか学校の外なら良いと龍斗は答える。

それで月愛は日曜日は用事があるけど土曜日は空いてるからということで翌日の土曜日にさっそくデートすることになる。人生初デートで緊張する龍斗でしたが、前日の晩に月愛からビデオ通話がかかってきて「私とのデートで何をしたい?」「どうしてデートに誘ってくれたの?」と質問され「白河さんのこと、もっと知りたいから」と答えて「だから明日のデートは白河さんのやりたいことに合わせる」と言う。すると月愛はそんなことを言う彼氏は初めてだと感激した様子。

そして翌日のデートでは龍斗は月愛のショッピングに付き合うことになるが、月愛は龍斗が商品を全然見てなかったからつまらなかく思っていたのではないかと心配する。だが龍斗は楽しそうにショッピングしている月愛を見ていると楽しかったと答える。それを聞いて月愛は照れて、そんな月愛を見て龍斗はますます月愛のことが好きになる。

だが翌日の日曜日、月愛にメールを送ってもずっと既読がつかず、龍斗は月愛が日曜日は用事があると言っていたが陽キャ男子とデートしているのではないかと思い落ち込む。そして翌日登校すると月愛が陽キャ男子と楽しそうにお喋りしているのを見て、やはり自分と付き合ったのは気紛れだったのだと思ってしまう。それで下校した後、月愛に呼び出された龍斗は別れ話なのだと思い込みますが、月愛は日曜日は龍斗とお揃いのスマホケースを買うために出かけていただけであり、既読がつかなかったのはスマホの充電が切れていたからであり、学校で龍斗に話しかけてこなかったのはそもそも龍斗がそう頼んでいたからでした。

それで龍斗は自分が自信が無くて勝手に月愛の誠意を疑っていただけだと気付き恥ずかしくなり、月愛に「自分みたいな陰キャを彼氏にしてくれたことが信じられなくて、どうせすぐフラれると思っていた」と打ち明けて、でもこんなサプライスをしてくれて嬉しいと伝える。その後、龍斗は中学の時に好きな女の子に告白してフラれた話をして、それ以来自信が無いのだと言う。

それも中学時代の話だから大した話ではないと言う龍斗に対して、月愛は自分の両親は中学時代に付き合い始めて高校を出てすぐに結婚したのだと言い、自分もそういうのに憧れてるんだと打ち明ける。月愛が恋愛に積極的で相手に対して一途なのはそういう事情があるみたいです。ただ月愛はそうやって焦り過ぎていたんじゃないかと反省もしてるようです。実は月愛の両親も結局離婚してしまったのだそうで、子供が早く大人になろうとしても上手くいかないんじゃないかと月愛はちょっと悲しそうな顔をする。でも龍斗はそうやって全力で青春を謳歌してる月愛が素敵だと思うと言い、それで月愛は喜んで元気を取り戻す。

そうして2人の交際は順調に進み始めたと思われたところで、翌日に龍斗と月愛のクラスに転校生がやって来て、その転校生が中学の時に龍斗が告白してフラれた黒瀬さんであったというところで今回は終わり次回に続きます。いよいよ三角関係になるんでしょうかね。そうして盛り上がることを期待しつつ次回を待ちたいと思います。