2023夏アニメ 10月7日視聴分 | アニメ視聴日記

アニメ視聴日記

日々視聴しているアニメについてあれこれ

2023年夏アニメのうち、10月6日深夜に録画して10月7日に視聴した作品は以下の1タイトルでした。

 

 

七つの魔剣が支配する

第14話を観ました。

今回も含めて残り2話となりました。次回が最終話ということになりますが、オリバー達が1年生時のお話を最後まで描いて今期は終わりのようです。原作小説ではオリバー達が2年生に進級した後の話も続いているようですから、いずれ第2期で2年生編以降を描くこともあるのかもしれません。

ただ今回は最終話前だがほとんどオフィーリア先輩の過去回想が描かれて、本筋の話はあまり進まなかった。原作の通りの展開なのでしょうから仕方ないのでしょうけど、やはり物語の途中で終わる感の強い今期の締めとなってしまいそうですね。アニメ版の流れの悪さを理由にして原作の流れにケチをつけても仕方ないし、原作改変をするべきだと言いたいわけでもないが、この全15話の1クールの流れだけで言うならば、あのままオリバー達の1年生最強決定戦を継続して、その決着、例えばオリバーとナナオあるいはシェラとの決戦で今期を締めるとか、あるいはオリバーが2人目の仇討ちを成し遂げて今期を締めるとか、そういう最終話への流れの方が燃えたんじゃないかと思います。オフィーリア先輩は私みたいなアニメ初見勢から見ればここまでずっとチョイ役でしかなかったんで、いきなりこんな終盤に掘り下げられてもタイミングがおかしいと思ってしまう。

今回はオリバー達はまだ移動してるだけだったし、ピートはラストシーンでようやく脱出の行動を起こしただけだったし、他はほとんどどういう意味があるのかイマイチ分からないオフィーリアの過去編ですから、終盤に来て急速にこの作品への興味が薄れていってます。秋アニメが始まっているからというのもあるが、同じく10月にこぼれている「青のオーケストラ」は最終話まで目が離せない内容であるので、やはり比較するとこっちは見劣りしてしまう。

やはり構成に難があるんでしょうね。おそらく原作の情報量が多すぎて、全15話を費やしてもどうしても説明不足になってしまっているのだと思います。おそらくオフィーリアのことも本当はこれまでにももっと詳細な説明があったのでしょうけど、アニメではカットされていた弊害なんだろうと思います。