2023夏アニメ 9月26日視聴分 | アニメ視聴日記

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日々視聴しているアニメについてあれこれ

2023年夏アニメのうち、9月25日深夜に録画して9月26日に視聴した作品は以下の1タイトルでした。

 

 

SYNDUALITY Noir

最終話、第12話を観ました。

今回の放送の前に第2期の放送が来年1月から始まることが告知されました。というか、もともと分割2クール作品だったみたいですね。つまり今期分の12話分は前半クール分だったわけです。そういうわけで今回で物語は折り返しを迎えて一旦お休みとなり、およそ3ヶ月後に続きが始まります。もちろん続きの後半クールも見させていただきます。

そういうわけで折り返しとなる今回、シルバーストームとの戦いが決着して、同時にノワールに重大な変化が起こり、表面上は平静な状態で割とギャグシーンも多めで明るいムードでの中締めとなりましたが、裏では様々な不穏な状況が動いていて、後半クールに向けて良い引きであったと思います。後半クールが楽しみになる内容であったということは、前半クール最終話としては良い出来だったんじゃないでしょうか。

まず最初はシルバーストームの本体との戦いの続き、大詰めの戦いが描かれます。前回ラストで第三のコアが出現してカナタ達は驚きますが、要するにこのラストコアを潰せばシルバーストームは崩壊するはずということです。いよいよシルバーストームも追い詰められたということであり、真の最終決戦の幕が上がります。マイケルの指揮のもとドリフター軍団が総攻撃を開始するが、ラストコアの方も子機みたいなやつを大量に出現させて、それら子機からレーザー光線を乱射して防御する。それをかいくぐってラストコアを狙うマイケルであったが、コアを守る外殻が固くて遠距離からの攻撃が通らない。それでマイケルとトキオのコンビでコアに接近して攻撃を仕掛けるが、コア自体が全方向にレーザーを発射して2人ともそれでダメージを喰らい動けなくなってしまいます。

ここでマイケルが「この戦いが終わったらマリアと結婚すると約束したのだ」と思いっきり死亡フラグなことを言い出して、しかもそんな約束は実際はしておらずマイケルの妄想であるということをボブにボロクソにツッコまれてて爆笑しました。いやぁマケルはホントに良いキャラで、後半クールでもボブとの漫才を楽しみにしています。

それでマトモに動けるのはカナタのデイジーオーガのみとなり、カナタは単騎で突撃しますがコアに攻撃を阻まれ、子機からの攻撃でデイジーオーガの左腕を破壊されて、子機に完全包囲された状態でコアからの全方位攻撃の発射準備を待ち受ける形とまってしまい絶対絶命の状況となる。その時、ポンコツの自分がカナタにとって本当に必要な存在なのだろうかと思い悩むノワールに異変が起こり、ノワールは突如として黒髪で褐色の肌に変化し、デイジーオーガの外に飛び出してメイガススキルでコアの攻撃を防御しつつ子機を殲滅する。そして再びデイジーオーガ内に戻ると、急にドSキャラになってカナタを罵倒しだす。

この黒ノワールは「ミステル」という名前だそうで、どうやら20年ほど眠っていたようで、ノワールはミステルから見れば「セーフモード」なのだそうだが、詳細はよく分からない。ただノワールによって現実世界に引きずり出されて不愉快そうで「人類もメイガスも20年で大過したようだ」と不満タラタラ。カナタを上から目線で罵倒しまくるが、それでも一応一緒に戦ってくれて、再びメイガススキルを発動してシルバーストームのコアを破壊して勝利します。そしてカナタの前から姿を消します。

この戦いをあの黒仮面も上空から見ており、前回は「カイト」とか呼びましたけど、どうやら「マハト」と呼ぶのが正しい模様です。このマハトがノワールの変貌や活躍を見て「予想以上だ」と驚き「これも計算のうちだというのか?ドクター・パスカル」と言っている。どうもパスカルというのは科学者でありノワールやミステルを使って何かの実験をやっていたようです。

そして後半パートはシルバーストームの脅威が去って元に戻ったロックタウンでの平穏な日々が描写される。ランゲがしぶとく生きてたり、マイケルは実家のAO結晶を勝手に持ち出した件で親に呼び出され草むしりをやらされることになり、クラウディアは20年前に「あの人」と呼ぶ何者かと関わりがあったことを示唆する。てゆーか、クラウディアって何歳?

そしてノワールはまだミステルのままでした。戦いの後に消えていったのはあくまでイメージ空間での話であって、デイジーオーガの中に格納されていたノワール本体を蓋を開けて見てみると、本体もミステルに変わっていました。そしてカナタは以前のノワールとの楽しい生活を失い、鬼嫁のようなミステルにイビられ続ける地獄の日々で、あまりにカナタが不憫で爆笑させてもらいました。まぁ黒ノワールのミステルも可愛いんですけどね。個人的には好みです。そして、この惨状を覗き見て、何かカナタに過去に関する重大な告白をしようとしていたトキオは今はそれどころじゃなさそうだと告白をやめてしまい、結局その話が何だったのかは謎のまま後半クールに持ち越しとなります。

ただ、ここでミステルはどうやらイストワールについて知っているような素振りを見せ、しかしカナタがイストワールに行くのは勝手だが自分は協力しないと言う。そして自分はただ眠っていたいのだと言い、目覚めないノワールに対して腹を立てている。ミステルにとってマスターは「あの人」だけなのだそうで、「あの人」のいない世界に興味など無いらしい。おそらく、その「あの人」というのはパスカル博士のことなのでしょう。ならば、やはりパスカル博士はもう亡くなっているんでしょうかね。

一方、シエルは組織の上司であるマハトとシュネーに秘かに接触していました。どうやら「パスカル計画」というものは「メイガスを不確定要素の多い地上に送り成長進化を促す」という趣旨の計画で、アメイジア崩壊前に立案されたとのこと。アメイジアというのは地下にあった人類の統治していた国みたいですね。おそらくパスカル博士はアメイジアの人で、この計画のためにノワール(ミステル)を連れて地上に出たようですが、その後に地下ではアメイジアは崩壊し、地上ではパスカルも死亡して計画は未完に終わったようです。まぁアメイジア崩壊やその後の地下の動向など、詳細はまだまだよく分かりませんけど。

マハト達もパスカル計画について詳細は分かっていないようで、とにかくノワールが重要な手掛かりになると思ってマークしていたところ、黒ノワールのミステルがいきなり現れて困惑している様子です。そもそも、どうしてマハト達がそんな手探り状態でノワールをマークしているのかというと、やはりイストワールに辿り着くという目的のためなんでしょうけど、現時点でイストワールについても詳細は不明です。ただノワールがイストワールに行くための鍵みたいで、パスカル計画もイストワールを目指すための計画だったんでしょう。

とりあえず今後もシエルがノワールおよびミステルの監視を続けることになり、それはマハトの上司の組織のボスであるヴァイスハイトも認めているらしい。マハトはヴァイスハイトを説得することに成功したようですね。ただ、シエルはカナタの傍に居られることを喜んでいましたが、同時に人間とノワールの関係性に悩んでいるようで、なんか闇落ちしそうで心配です。そして最後に、マハトとトキオが知り合いらしいということが示唆されて前半クールは終了します。前半クールは痛快バトルアクション、ギャグ、ラブコメ、ミステリーなど全体的にとてもバランスの良い作品でしたので、来年1月の後半クールも楽しみですね。