たかじん、やっぱ好きやねん! | K-_niのブログ

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昨日、大阪は朝から夜まで、土砂降りでした。
多くの大阪人は思ったでしょう、たかじんの涙雨だと。

突然の訃報で驚きました。
悲しみより、まだなんか信じられないですね。
あのたかじんが故人になるなんて。

たかじんは大阪人にしたら上沼恵美子とともに、
その人気は絶大で、ともに視聴率の取れる、
まさに大阪のテレビの顔でした。

関西以外の人は、その強面でダミ声で毒舌するもんだから、
怖い印象あるだろうけど、彼を深く知れば知るほど、
それはあくまで、彼のキャラゆうか一面にしか、
過ぎないことがわかるんだよね。

私がたかじんを知ったのは、80年のラジオ「ヤングタウン」、
84年のカルーセル麻紀とMCしてた伝説のお色気番組、
「今夜もうしみつ族」あたりでしたね。

もうその頃から彼のトークは冴えてて、
歌手らしからぬキャラでしたw

当時ガンダムの主題歌歌ってたのも知ってたけど、
私ガンダム派じゃなく、ヤマト派だったので、
それほど思い入れはありませんでした。

以降、たかじんは歌手として数々の代表曲を、
世に出してくれたけど、大阪人の我々にとって、
たかじんは最後まで芸人みたいな印象です。

ライブでも6割はトークで、客からは、
「歌はCDで聴くからトーク続けて!」言われるぐらいだし、
歌手で上方お笑い大賞「審査員特別賞」取るぐらいだからねw





懐かしい、昔お世話になった?11PMの貴重な映像です。
(藤本義一も故人になってしまったね)

この歌はBORO「大阪で生まれた女」、
上田正樹「悲しい色やね」と共に、
大阪愛を強く感じさせてくれる名曲のひとつです。

私は「好きやねん」なんて今まで日常で使用したことないけど、
大阪らしい、グッとくる熱い言い回しですね。

「やっぱ好きだよ」じゃあ、全然心に響かないしw

でも正確には「やっぱ」は関東弁なんで、本来なら、
「やっぱし」とならないといけないんだけど、
それだとメロディにのらないということで、
変更されたらしいですね。

たかじんの武勇伝は数多くあるけど、良い話では、
かつて太平サブローが吉本復帰の際に、
一緒に幹部に土下座してあげたことや、
不適切発言で無期限謹慎してた北野誠に、
復帰の機会を与えたことなどあります。

そんな彼の男気と優しさ、私の好きな、
たけしとオーバーラップしてしまいます。
ともに普段はそんな一面出すことなく、いつも強がってるけど、
実はシャイですごく思いやりのある人だと思うんだよね。

親交の深かったたけしもたかじんの死を悔やんでるだろうな~。


桑名正博の時のように、
大阪の宝が、またひとつ消えましたね。

彼の死で関西のテレビ業界が寂しくなりましたが、
彼の歌は永遠に我々の中で生き続けることでしょう。

今頃「そこまで言って委員会」で共演した、
三宅さんと天国で激しい言い争いしてるのかな。


(一部敬称略)