決まり手は、早押し

 

 

コロナ明け後に迎える最初の夏休みということで、

 

各地では4年ぶりの花火大会が催されるなど活気が戻りつつあるようですが、

 

我が家でも夏休み恒例、嫁の国境を跨いだ里帰りが絶賛開催中で、

 

つまりは束の間の独身貴族を満喫させて頂いているわけでありまして。

 

県境超えるくらいだと全然単身赴任感がありますが、

 

国境超えちゃうともう独身貴族ということでよくないですか。

 

なんかそんなルールあってもいい気はします。

 

 

 

さて、今日は引っ越し業者さんを決めるお話です。

 

 

かつて、オンドルとキムチの国に暮らしていた時、

 

2回くらい現地の引っ越しを利用したことがありますが、

 

向こうの引っ越しスタイルの主流は、直訳すると「包装引越」と言われる、

 

日本で言うと「おまかせフルプラン」とでも言うのでしょうか、

 

荷造りから荷ほどき、配置まで業者さんがしてくれるスタイルです。

 

 

と聞いて、へぇ!さすがサービスの国だな!すごいな!と早合点しちゃった方は、

 

うっかり耳障りの良い言葉に騙されないでください。

 

もちろんそのクオリティにはピンからキリまであり、

 

その質はやはり料金に比例します。

 

比較的高い料金設定の業者は、例えば本棚に並んだ本の状態を写真に撮って、

 

荷ほどき後には写真と同じ並びで本を揃えてくれたりします。

 

高いお金を払っているんだからそれくらい当然だろうと言えば当然とも言えます。

 

 

残念ながら私が利用したのはリーズナブルな業者でしたので

 

そんな丁寧さは望むべくもありませんでしたが、

 

驚いたのは、業者のおっちゃんが冷蔵庫を見て、

 

「ここに入ってるビール、運ぶのに邪魔なので、飲ましてもらいますわ」

 

と宣言したかと思うと、私の返答を待つまでもなくプシュッと開栓して

 

ゴクゴクプハーと飲んだことでした。サントリーのプレミアムモルツでした。

 

日本だとあり得ないことが起こるのが外国生活の面白いところです。

 

 

日本に渡ってくる時に利用した引っ越し業者も酷かったです。

 

荷造りした際、段ボールに数字をマジックで記入して、

 

荷物リストにもその数字を書き入れて渡してくれました。

 

到着後に、ちゃんと荷物が揃っているか確認するためです。

 

1か月後、日本のアパートにトラックが到着して、荷物を運び入れたのですが、

 

自転車と三輪車には、その車体に直接マジックで数字が書き殴ってありました。

 

 

サラッと1か月後、と書きましたが、荷物の到着に1ヶ月もかかりました。

 

日本に来て2週間くらい経っても全く荷物が来る気配がなかったので、

 

連絡したら「忘れてましたが今送りました」という返事がきて、

 

それからさらに2週間くらいかかって届きました。

 

 

さっき、さすがサービスの国だな!すごいな!と早合点しちゃった方は、

 

猛省してください

 

 

 

アパートから今の家に引っ越す際には、引っ越し一括見積サイトを利用しました。

 

登録した瞬間、4社くらいから鬼電がかかって来て、

 

次々に面談予約を取りましたが、結局最初に来た1人目のところで決めました。

 

その理由は、

 

「わかりました。もうここまで下げます。これでダメなら引き下がります」

 

として提示してきた金額が、私の考えていた金額の半額くらいだったからです。

 

他の方のブログを拝見していると、複数社の見積額を比較したり、

 

時には2社同時に家に呼んで戦わせたりする地獄絵図を広げてらっしゃる話もあって、

 

エンタメ的に楽しませて頂きましたが、私には出来ない芸当で羨ましいです。

 

「これでダメなら引き下がります」

 

と言っている以上、ここでこの人を帰すと同じ金額はもう出てこないと思うので、

 

次の見積を聞いてから比較なんていうことは出来ない、と思ってしまうからです。

 

しかもその金額が想定の半額でもあったので、余計な手間をかける必要もないかと

 

1人目で決めてしまったのですが、引っ越し業界では、

 

1人目で決まる確率が高いのだと言ってはりました。

 

だから一括見積サイトに登録した瞬間に鬼電を掛ける専門部署を設けていて、

 

どこよりも早く面談約束を取り付けるように尽力するのだそうです。

 

 

で、今回、仮住まいへの引っ越しにおいても、やはり同様でした。

 

一括見積サイトに登録した瞬間に鬼電が鳴り続け、

 

次々に4社の面談予約を取りましたが、結局決めたのは1人目のところでした。

 

ここは、私が想定している金額に合わせてくれたので、もうそれで決めました。

 

あと3社とも同じことを繰り返して比べるのが面倒だったというのもあります。

 

 

 

今回利用したのは、前回、アパートから引っ越した時に利用した業者とは

 

別のところでした。

 

なのでちょっと比べてみると、作業者の方々の丁寧さやスピード、

 

人柄などは、どちらも素晴らしく何も文句はありませんが、

 

配布してくれた段ボールやテープ等の小物の数が違ったり、

 

終わって受けた印象は、前回利用した業者の方が良かったような気がしました。

 

 

なので次回、新居に戻る際には、まずは一括見積サイトに登録せず、

 

前回利用した業者に直接、最優先で見積を取ってみようと思っています。

 

そこで出される金額と、今回の金額を比較してみようと思います。

 

 

 

家づくりとは直接関係のない話だったのでサラッと書き綴ってみました。

 

もしかするとお読み頂く側からするとこのくらい淡白な方が良いでしょうか。

 

書いてる私はあまり気分が乗ってなかったり。

 

 

次回はテンション上げて、太陽光の隠蔽配管を画策する話を書こうかなと思います。

 

上がるかなぁ?

 

 

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。