千差万別十人十色

 

 

新築の屋根に太陽光発電設備を段取りしたいと思っていても、

 

何からどう進めていけばよいかわからなかったので、

 

SDG'sの大義名分を振り翳し、会社の屋根でリハーサルを行うことにした私は、

 

太陽光発電設置プロジェクトを立ち上げ

 

ネットを検索して出てきた太陽光発電一括見積サイトに登録することにしました。

 

 

登録したのはこちらの3つのサイトです。

 

 

SOLAR POWER.1ソーラーパートナーズ

 

 

 

 

SOLAR POWER.2タイナビNEXT

 

 

 

 

SOLAR POWER.3グリエネ

 

 

 

 

 

どのサイトも、厳選した複数の優良業者から

 

比較検討できる!と書かれてありましたが、

 

紹介してもらったのは、ソーラーパートナーズとグリエネからは1社ずつ、

 

タイナビNEXTからは2社しか紹介してもらえませんでした。

 

基本的に一般住宅への取り付けがメインターゲットなのかもしれません。

 

 

ソーラーパートナーズから紹介された業者をA社、

 

グリエネから紹介された業者をB社、

 

タイナビNEXTから紹介された業者をC社、D社とします。

 

 

B社とC社は、まずメールで4種類の資料を要求してきました。

 

建物の平面図と立面図、1年分の電気料金とデマンドデータ、単線結線図です。

 

A社は建物の平面図と立面図だけでした。

 

その上でA社、B社と面談日を設定しましたが、資料送信後1週から2週後でした。

 

C社からは面談日の設定がありませんでした。

 

D社は資料の要求なしに、まず面談の日時のみを決めました。

 

 

 

そして、それぞれの面談を迎えました。

 

まずA社からです。

 

屋上平面図とグーグルマップの衛星写真から屋上の面積を算出して、

 

どのくらいのパネルが載ってどのくらいの発電量が見込まれる、

 

というシミュレーションと、その見積額を提示してくれました。

 

その金額が高いのか安いのかは、とりあえず一発目なのでわかりません。

 

 

パネルはカナディアンソーラー、パワコンはソーラーエッジということで、

 

それぞれの特長など説明を聞きましたが、他に何があるのか知らないので、

 

とにかくまぁこれからの比較基準となるデータを一旦入手した形です。

 

 

次にB社です。

 

こちらも、屋上の面積を算出した上で、パネル枚数と発電量の概算と

 

見積額を提示してくれたのですが、A社より若干安いくらいでほぼ同じ金額でした。

 

パネルはジンコソーラーでパワコンはサングロウとなっており、

 

パネル1枚当たりの最大出力と設置枚数を掛けたシステム容量で言うと、

 

こちらの方が少し数値が大きくなっています。

 

よって年間予想発電量もこちらの方が大きい上に、見積額が少し安いので、

 

コスパで言うとA社よりはB社に軍配が上がる格好です。

 

 

次にC社ですが、こちらは面談がなくメールで資料とお見積書が届きましたが、

 

見積額はA社とB社のちょうど中間で、ほぼ同じ金額でした。

 

三社の見積額を並べると、それぞれの違いはわずか15万円です。

 

 

これって、会社の規模から金額を決め打ちする

 

目安みたいなものがあるのでしょうか。

 

例えば、その会社の資本金の何パーセントくらいを提示するべし、

 

みたいな太陽光発電業界のマニュアルがあるんじゃないか、

 

そう勘繰ってしまうほど、それぞれの見積額はどんぐりの背比べでした。

 

 

ちなみにC社のパネルはカナディアンソーラー、パワコンはHUAWEIで、

 

システム容量、パワコン出力のどちらも、A社、B社よりもかなり小さいものでした。

 

よってコスパとしては見劣りのするもの、ということになります。

 

 

最後のD社は、こちらからの資料提出なしで面談に来られたのですが、

 

自社の紹介と、太陽光発電を付けた方が良いよ!という資料を読んだだけでした。

 

この人、何しに来たんだろうと思いました。

 

新人営業マンのお宅訪問練習に付き合わされているような無駄な時間でした。

 

 

私の方から、平面図やらデータなどをメールで送れますよ、と言うと、

 

ではそれでお見積を作らせて頂きます、ということでお帰りになられましたが、

 

その後数週間ほど音沙汰がなく、忘れた頃に見積書を送ってきたかと思えば、

 

金額は他社に比べかなり高いものでした。

 

太陽光発電業界のマニュアル(仮)を無視した金額設定をしてくるあたり、

 

どうやら畑違いから太陽光発電業界に参入してまだ間もない未熟な会社のようです。

 

 

ちなみに、パネルはジンコソーラー、パワコンはHUAWEIという組み合わせで、

 

確かにパネルのシステム容量としては一番多く載せていましたが、

 

パワコンの出力は小さいものでした。

 

発電量は大きいのに変換量が小さいという組み合わせを選ぶところを見ても、

 

推して知るべしといったところです。

 

 

 

同じ広さの屋根に設置するとしても、業者によって取り扱うパネルが違えば

 

載せる枚数も異なります。

 

これは、太陽光発電パネルを載せる屋根に対して

 

最大限載せられるよう最適化した組み合わせを選択するのではなく、

 

自社が扱うパネルがこの面積にどれだけ載るのかな、

 

というパズルを見せられているような印象を受けました。

 

 

ということは、太陽光発電の賢い選び方としては、

 

まず自分が載せたいパネルを決めてから、

 

そのパネルを取り扱っている業者のみ紹介してもらうのが良いのかもしれません。

 

私が小林住宅を決め打ちで選んだのと同じことですね。

 

( ー`дー´)キリッ

 

 

 

では自分が載せたい太陽光発電パネルとは何なのか、については、

 

またいずれ記事を書きたいと思います。

 

 

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。