こんにちは。

 

 今日は、4月12日(土)。

 

 「春に、合う曲 特集」内の「懐かしい曲を今一度 特集」ですね、全3回予定の今回が3回目でラストです。

 

 次回からはまた、普通に「春に合う」曲を取り上げていきたいと思います。

 

 さてでは、

 

 今日は、佐野元春さんの曲。

 

 1980年にリリースされた曲で、アルバム「Heart Beat」に収録。「ガラスのジェネレーション」という曲ですが、リメイクされ、タイトルが「つまらない大人にはなりたくない」として生まれ変わりました。

 

 正式なタイトルとしては、佐野元春 & The Coyote Band / つまらない大人にはなりたくない (ex-ガラスのジェネレーション) (New Recording 2025) って感じです。

 

 リメイクするにあたって佐野さんは、このように語っています。

 

 「これはセルフカバーじゃない。再定義バージョンだ。オリジナルを超える気持ちでチャレンジした。新旧ファンが楽しんでくれたら嬉しい。」と。

 

 そして、このような気持ちで過去の楽曲を集めてレコーディングされたニュー・アルバム「HAYABUSA JET 1」(ハヤブサ・ジェット・ファースト)が、3月12日にリリースされました。

 

 アルバム制作のテーマももちろん、「元春クラシックスの再定義」「自身のクラシックスを新世代にプレゼンテーションしたい」という気持ちからだったという事です。

 

 「ガラスのジェネレーション」という楽曲の中の歌詞の「つまらない大人にはなりたくない」という部分。初めて聴いた時は、衝撃でした。「つまらない大人って、どういう大人だろう?」と。

 

 そしてこんな年齢になった今でも、時々自分に問いかける事があります。「つまらない大人に、なってはいないか?」「つまらない大人にならないように、生きてきたか?」ってね。

 簡単そうで、とても難しい「生き方のテーマ」の一つかな?。いや、実はそれが「人が人として生きて行くための唯一の指針」ではないのか?とも、思います。

 

 「つまらない大人にはなりたくない」という歌詞に衝撃を受けた多くのファンがいたと思います。その言葉の重みを佐野さん自身も感じてくれていて、45年経った今なお、その部分にスポットを当てタイトルにしてくれたって事が本当に嬉しかったし、感動しました。サウンドもアレンジも今風で新鮮で、疾走感も素晴らしい。素敵な「挑戦」の「再定義」だったと思います。

 

 では、曲に。

 

 

 

 

 

 

 

 「45周年 アニバーサリー・ツアー」が、2025年7月5日 埼玉 からスタートし、年末の12月7日 横浜 まで続きます。

 

 夏にはフェスの出演。7月27日の「FUJI ROCK FES.」8月15日か16日のどちらかの「RISING SUN ROCK FES.」となっています。

 

 

 

 

 では、また。