「ひみつスタジオ」全曲感想、特集の7回目です。

 

 10曲目に収録されている「Sandie」(サンディー)から。

 

 この曲を初めて聴いたのが、2022年11月の「スピッツ・ファンクラブ会員限定ライヴ/GO!スカ」での「ぴあアリーナMM」にて。「新曲を聴いて下さい」という草野さんのMCで始まったこの曲。ポップで可愛らしい曲で、ちょっぴり切ないメロディーもあったりして、スピッツらしい曲だな~と感じましたね。この時はホーンとかは入ってなかったので、CDで聴いて「あー、更に「楽しい」雰囲気も加わったな~」と。

 

 ミュージカルの中の1曲、みたいにね、そんな感想を持ちました。タイトルが「Sandie」なので、私はどうも若い頃に観た映画「グリース」を思い出しちゃって。オリビア・ニュートン=ジョンが扮する役の名前が「サンディー」だったので。

 

 ぴあアリーナでライヴを観た後のブログでは、「新曲が聴けました。タイトルは「Sandy」。」って書いてしまったような気がします。やっと訂正できます。

 

 草野さんのラジオ出演時での解説は、

 

 「このメロディーのアイデアとかは本当に昔から、20年くらい前からあった曲で、引っ張り出してきて。サンディ・ショーっていうイギリスの60年代に人気だったシンガーの『Tomorrow』って曲のリズムパターンに近いなって思って、「Sandie」って借りタイトルを付けました。」との事。

 

 この曲が、ある事によって更にアルバム「ひみつスタジオ」の音楽の多面性、バラエティーさが増していますよね。それと間奏のテツヤさんの太く歪んだギターの音、「俺たちゃロックバンドよ。この曲を普通のポップスの1曲じゃ終わらせんぜ!」っていうようなね、1曲で何ヵ所も楽しませてくれる作りになっています。

 

 さてでは、「Sandie」が私の大好物に反映するものは?

 

 「マクドナルド」。「マック」ね。

 

 食べ物の名前じゃなくて「店」の名前じゃん!って?

 

 まあ、マックと言えば、そりゃあハンバーガー。ポテトにドリンク、サイドアイテム。バラエティに富んだメニュー。もう何でも好きなので、だから「マック」でいいじゃん? 「I Love It!」。「Sandie」も「I Love It!!」って事で。

 

 では次の曲行きます。

 

 11曲目、「ときめきpart1」。

 

 映画「水は海に向かって流れる」のタイアップ曲。

 

 とても素敵なメロディー、歌詞、演奏の、この曲。アルバム通じて全部、素敵な曲ばっかりなんですが、この曲は、・・・いまだに聴く度に、胸を締め付けられるようにグッと来ます。私の「全曲感想ブログ」が、これ程遅くなってしまった理由がこの曲にもあると思います。「これは、生半可な気持ちじゃ始めてはいけないぞ・・・」、「心して向き合わねば・・・」みたいなね。笑

 こんな事書くと、もし草野さんがこの記事を読んだりする事があったなら、「そんな肩肘張らなくてもいいよ、もっと気楽にやってイイんだからネ!」なんて言ってくれるんでしょうけどね。笑

 

 MVも、とっくに公開されていたんですが、「全曲感想 特集」をやらせて頂く時まで取っておこうと、あえて公開時頃には手を付けずに大切にしていました。

 

 ついに(涙)、今日(涙)、やっと(涙)・・・・

 

 では、そのMVを。バイオリンは、バイオリニストの今野 均さんが参加。

 

 

 

 

 

 この曲も間奏のメロディーが秀逸ですね。転調して、明るい未来が待っているかのような気持ちにさせてくれるメロディー。素晴らしいです。

 

 「ときめいてる 初めて? 怖いくらい

  幸せはいつだって 届かないものだと

  塗りつぶした小さい夢を ちゃんと描くため

  白いページ ゆっくりと開いてく」

 

 なんて素敵な、そして切ない歌詞なんでしょう・・・

 

 ウルっとこない人いないでしょ?

 

 はい、では、この曲にリンクさせて頂いた私の大好物なもの。

 

 「永谷園のお茶づけ」。

 

 夜中にお腹が、すき過ぎて「何か食べたい」ってなった時に食べる「お茶づけ」。最高ですよね。

 

 あまりに美味しくて、涙が出そうなくらい。

 

 感動無しでは聴けない曲。涙がちょちょぎれそうに、うまい夜中のお茶づけ。笑

 

 って事で。

 

 ではでは、

 

 また次回。