先日、1970年代に “ゴーゴーの父” と呼ばれ、後の黒人音楽にも影響を与えたチャック・ブラウン (Chuck Brown) と、多くのヒット曲を出した “ディスコ・クイーン” ことドナ・サマー (Donna Summer) が、相次いで亡くなるという訃報が入ってきました。 現在、私のブログでは、1950年代のドゥー・ワップから、それ以降の黒人アーティストによるソウルやR&B系の曲を集中して取り上げようとしていたところだったので、この訃報にはビックリしてしまいました ・・・ 。
チャック・ブラウンの曲は、今まで1曲も取り上げていませんし、ドナ・サマーの曲は、以前 「ラヴズ・アバウト・トゥ・チェンジ・マイ・ハート」 を取り上げただけで、今回も取り上げる予定にはなっていませんが、今日のアル・グリーンの曲 「ゴッド・ブレスド・アワ・ラヴ」 が、追悼の意味も込められるものであったなら ・・・ と思います ・・・
では、取りあえず 「God Blessed Our Love」 (1974年のアルバム 「Explores Your Mind」 に収録) を聴きながら、アル・グリーンのプロフィールを少し ・・・
Explores Your Mind (Reis)/Al Green

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アル・グリーン (Al Green) は、1946年4月13日生まれ。 アメリカ、アーカンソー州・フォレストシティ出身の歌手。 ジャンルは、ソウル、R&B,ゴスペル。 1967年から現在まで活動。
子供の頃は、家族でザ・グリーン・ブラザーズというグループを作り、ゴスペルを歌っていた。 高校時代は、アル・グリーン&クリエイションズというグループで活動。
1969年にハイ・レコードのプロデューサー、ウィリー・ミッチェルと出会い、1971年のアルバム 「Al Green Next To You」 と翌年の 「Let's Stay Together」 がヒットし、一躍スターとなった。
1974年、グリーンは、当時付き合っていたガールフレンドから熱湯を浴びせかけられ、重度のやけどを負ってしまう。その後、その彼女は自殺。
この出来事に深く心を痛めた彼は、牧師になる事を決意した。 1980年以降はゴスペル・シンガーに転身。 また、牧師として宣教活動に力を入れた。
1990年代後半より、ゴスペルと並行してソウル・シーンに戻って来ている。
では、また。