今日は、イギリスの 「お騒がせ娘」 こと、リリー・アレンの曲を。

 リリー・アレン (Lily Allen) は、1985年5月2日生まれ。 イングランド・ロンドン出身のシンガー・ソングライター。

 父親は、コメディアン・俳優のキース・アレン、母親は、映画プロデューサーのアリソン・オーウェン。 様々な音楽を聴いて育ち、15歳の時に学校を中退して、創作活動に取り掛かる。

 My Space (世界中に会員が存在する音楽・エンターテインメントを中心とした、ソーシャル・ネットワーキング・サービス) で、今日まで曲が700万回視聴されるなど、インターネットから火が付き、「スマイル」 という曲が、英国チャートの1位を獲得 (アメリカでは、49位) 。 2006年リリースのデビュー・アルバム 「Alright,Still」 に収録された。

 アルバムは、全英2位、全米20位を記録。

 2009年リリースのセカンド・アルバム 「It's not me,It's you」 は、全英1位、全米5位を記録。 そのアルバムからのファースト・シングル 「ザ・フィアー」 も全英1位を獲得した。


 セレブ一家に育ったリリーですが、家庭環境は複雑。 4歳の時に父親が家を出てしまい、両親は離婚。 その後、15歳で学校を中退するまで、飲酒や喫煙が原因で13回も転校を繰り返したという。

 どうしようもない悪ガキだった彼女の才能を見出してくれたのは、11歳の時に通っていた小学校の先生。 リリーがオアシスの曲を歌っていたところを立ち聞きし、その才能に驚き、音楽の道へ進む事をアドバイスした。 そして、聖歌隊のメンバーになり、バイオリンやギター、トランペットなどのレッスンを受けるなどした。

 そして、その後、デビュー。 しかし、デビューしてからも悪ガキぶりはとどまらず、パパラッチに対する暴行や、大物セレブへの毒舌コメントは、後を絶たず ・・・ 。

 マドンナに対して、「過大評価されている」 と上から目線で言い切ったり、ヴィクトリア・ベッカムのボディを 「痩せすぎ! 」 と評するなど怖いもの知らずのオンパレード。

 ある授賞式で一緒に司会を務めたエルトン・ジョンに下品な言葉遣いやシャンパンを飲み続ける事などを注意されたところ、ブチ切れ、「引っ込め、エルトン! 私はアンタより40歳若いのよ! 」 などとステージ上で侮辱的な発言を連発したとの事 ・・・ 。


 ・・・ いやはや ・・・ 凄い娘ですが ・・・まぁ、ははは ・・・ 元気があってよろしいー (笑) 。


 今日の曲 「ファック・ユー (Fuck You) 」 は、前述のセカンド・アルバムに収録。

 何が、「ファック・ユー (くそったれ!) 」 なのかと言うと、どうもアメリカの大統領を (当時のブッシュ大統領) 批判している内容のようです。


 映像は、PV (公式) とライヴを。

 PVは、パリの街並みをウォッチングしながら、目に入って来る人や物を ・・ ・えー ・・・

 まぁ、見て頂ければ分かります。 曲は、ポップで、とても可愛らしい。





















イッツ・ノット・ミー、イッツ・ユー/リリー・アレン

¥1,980
Amazon.co.jp




 明日は、ひな祭りですね。 今日のリリーとは、正反対の (笑) 清楚で、無垢で、とても可愛らしい女の子が登場します。




        では、また。