浜田省吾、「キャンパスの冬」 は、1976年にリリースされた2枚目のシングル 「愛のかけひき」 のB面曲。
作詞・作曲:浜田省吾 / 編曲:高中正義
長らくアルバム未収録だったが、1991年発表のバラード・セレクション 「EDGE OF THE KNIFE」 に、リメイクされ収録された。 このアルバムの編曲は、星 勝。
アルバム 「EDGE OF THE KNIFE 」 に対しての本人のコメントとして ・・・
「 “ EDGE OF THE KNIFE ” というのは、まるでナイフの刃の上を歩くような若い日々、というような意味なんです。 本当に良くプロデュースされたアルバムで、サウンドもミキシングもいい。 星 勝さんとトム・ロードアレジという人が、作品のクオリティを高めていると思う。
音がプロフェッショナルで、歌の内容はすごく若々しい、その辺のバランスが絶妙だよね。 自分で言うのもなんだけど “ 上質な青春映画 ” のような気がするな ・・・ 」
映像の音源は、そのアルバムから。 映像は、アルバム・ジャケ写真。
キャンパスの冬は いつも灰色で
昨夜 (ゆうべ) の争いのあとが 雨に流れる ・・・
・・・ という歌詞で始まるこの曲。
「争い」 とは、当時、浜田さんが大学生だった頃、学生運動が盛んで、学生同士、或いは学生と警察、機動隊との衝突が 「昨夜」 あったという情景を描いていると思われます。
そして、もう一曲、そのアルバムから ・・・ 「恋に落ちたら」 を。
1982年リリースのアルバム 「PROMISED LAND ~ 約束の地」 からのリメイク・ヴァージョン。
60年代のアメリカン・ポップス・テイストが感じられる曲ですね。
映像は、アップした方の、風景写真を使ったイメージ・フォト・ムーヴィー。
EDGE OF THE KNIFE/浜田省吾

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どちらの曲も、若い主人公達は、「彼は、想いを彼女に伝えられたのかな?」 とか、「学生課で見かけた彼女って、どうしちゃったんだろう? 大学、辞めちゃったのかな?」 、「真夜中、ストーブの炎を見つめながら、彼の事が気になっている彼女は、その後?」 ・・・ っていうふうに気になっちゃう曲で、まさしく、「青春映画」 のワン・シーンような ・・・
では、また。