1980年代の音楽シーンというのは、ダンス・ミュージックとロックが、メイン・ストリームだったような気がします。
日本においては、経済の好景気の絶頂期を迎えていたが、反面、TVコマーシャルの 「24時間戦えますか? 」 のコピーに代表される 「企業戦士」 なる言葉も生まれ、疲れ果てていたサラリーマン、労働者も多かった ・・・ 。
そんな中で、出て来てヒットしだしたのが、エンヤなどを代表とする 「ヒーリング・ミュージック (癒し音楽) 」 なるジャンルのアーティスト達だったのではないか?と ・・・ 。
今日は、そのエンヤの素晴らしい曲を2曲取り上げてみたいと思います。
エンヤとは、ケルト音楽を下敷きに独自の音楽を展開する女性ミュージシャンの事であり、彼女のプロデューサーとその妻との共同プロジェクト名でもある。
エンヤ (Enya) は、1961年 (または、62年という説もある) 5月17日生まれ。 アイルランドの北部、ドニゴール州・グウィドー出身。
父がバンド、母が音楽教師をしていた影響もあり、「いつから音楽に目覚めたのかなんて、分かりっこない」 と、本人が語るほど音に囲まれて育ち、ピアノを習得し、その後大学でクラシック音楽を学び、これが音楽的基礎になったという。
日本で爆発的に売れたのは、1992年にトム・クルーズが主演した映画 「遥かなる大地へ」 のサウンド・トラックとして使われた 「Book Of Days」 からで、その後、現在まで、ヒーリング・ミュージックとして幾つものナンバーが愛されている。
今日の曲 「ウォーター・マーク (Water Mark) 」 は、1988年にリリースされた同名タイトルのアルバムからのタイトル・ソング。
「water mark」 とは、辞書で調べると、「 (紙の) 透かし模様」 または、「 (川の) 水位標」 などと出ています。
「水位標」 というのは、あまり考えられないので、「透かし模様」 の方の意味が近いのかな? 。
透かしてみた自分の純粋な 「心模様」 を音にし、曲にした。 という感じでしょうか ・・・ 。
映像は、風景などの写真を使ったスライド・ショー。 アップした方の英文のメッセージが、曲の前と後ろの方に入ります。
そしてもう一曲、80年代では無いんですが、2000年リリースのアルバム 「ア・デイ・ウィズアウト・レイン (A Day Without Rain) 」 から 「オンリー・タイム (Only Time) 」 を。
これぞ “ Enya ” という曲です。 映像は、なかなか無いライヴ映像で ・・・ 。
エンヤ~オールタイム・ベスト/エンヤ

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では、また。