今朝、ニュースを見ていたら、びっくりするニュースがあったので、その事を ・・・ 。

 「国連安保理の決議により、国際社会によるリビアへの軍事介入が始まった」 ・・・ 。

 「2011年3月19日、仏軍機がリビア上空からカダフィ政権側に空爆を加え、海上からは、米英両軍が、リビア領内に巡航ミサイル、トマホークを発射した」 との報道がありました。

 これは、カダフィ政権が反体制派への攻撃を直ちに止めなければ、空爆を行うと警告していた事が、受け入れられなかったため。

 リビアの最高指導者カダフィ大佐は、これを受け、「リビアは、十字軍の不当な攻撃に直面している。 国民に武器庫を開放する」 と述べ、徹底抗戦を呼び掛けた。 また、「地中海は戦場と化した、欧米側に報復攻撃を加える」 と主張した ・・・ 。

 NHKの 「解説委員室」 という2月23日のブログサイトでは ・・・

 中東・北アフリカのほぼ全域に広がった反政府のデモの炎が、ついに、リビアでも燃え上がった。

 リビアでの反政府デモは、チュニジアとエジプト (に、挟まれる地域に位置する) の政変に触発される形で、2月中旬、北東部にある第2の都市、ベンガジで始まった。 王政時代、首都だったベンガジは、もともと、カダフィ政権に批判的な人々が多い土地柄。

 40年以上に及ぶカダフィ大佐の独裁政権が、圧政からの解放を求める人々に倒されようとしている。 カダフィ大佐は、「私は革命の指導者だ、革命のために死ぬまで戦う。 反政府運動は徹底的に叩きつぶす」 と宣言。

 政権側の無差別攻撃で、多くの死傷者が出ているらしいが、厳しい報道管制のため、NHKでも詳しい事があまり判っていないらしい ・・・ 。


 カダフィ政権とは、どういうものだったのか? ・・・

 自らの革命理論を 「緑の書」 なるものにまとめ、憲法も議会も、選挙も政党も無い、独自の 「直接民主制」 を築き、一切の反対意見も許さない独裁体制。
 厳しい情報統制と秘密警察で、逆らう者を徹底的に弾圧し、国際的な人権団体から非難されてきた。

 さらにカダフィ氏は、かつて、各国の過激派を支援し、国際テロ事件にも関わった ・・・ 。


 カダフィ氏の 「革命」 とは、どういう理論だったのか? 何のための 「革命」 だったのか?

 私には、わかりませんが、政権の終わりが近いのは確実、との事。


 しかし、問題はその影響である、と ・・・

 ○ 今後、おびただしい数の犠牲者が出る恐れ。

 ○ 政権崩壊後のリビアが、「無秩序状態」 に陥る危険性がある。
(独裁政権であったために、それに代わる後継者・勢力が無く、武力による内乱が起きる可能性がある)

 ○ 原油価格の高騰を招く可能性がある ・・・ など。

 
 さしあたっての日本では、問題はここですね、原油価格の高騰 ・・・ 。

 ただでさえ、「燃料が無い ?! 」 と、騒いでいる昨今、ここに来てこれは ・・・

 まぁ、リビアだけが石油の産出国では無い (世界第8位の埋蔵量 )ので、大丈夫だと思いますが ・・・ 。

 これからの日本のエネルギー問題は、どうしたらいいか? という事を、私なりに少し考えてみました。

 日本のエネルギー自給率の低さは、主要国の中でもイタリアに次いで2位。 ほとんど輸入に頼ってきているのが現状。 この事が、昔、日本を世界大戦に向わせてしまった大きな原因の一つとなっているし、中東や北アフリカの社会情勢に、いちいち振り回されているのは、もう、いい加減に嫌になってくる。


 そこで、こんな意見。 様々な諸問題、しがらみを無視して勝手に、簡単に言わせて頂くと ・・・

 まず、車。 トヨタのプリウスなどに代表されるハイブリッド・カーをもっと安く販売する。 国が補助金などを出し、それこそ、1台100万円以内ぐらいにする。 街中、その車だらけになってしまい、気持ち悪いでしょうが (笑) 、そんな事は言ってられません。
 営業車もトラックもハイブリッド化させ、もっと言えば、完全電気自動車化。 これも安価で販売。

 では、充電する電力はどうするか ・・・

 太陽光発電パネルを、もっと多く普及させる。 これも、安価 (ただ同然) で販売・設置 ・・・ 。

 これしかないでしょう。

 このぐらいの事を早急に、どんどんやっていかなければ、何も変わりませんね ・・・ 。


 
 また、長々と書いてしまった ・・・ 。


 音楽は、本当は、ジャクソン5の曲から始まり、数曲予定しているのがあるんですが ・・・


 まぁ、たまにはいいかな。

 
 何にしても、世界のどの国であろうと、無駄な血は、流して欲しくない。 命を大切にして欲しい。

 日本では、地震の被災地に、1日でも早く、穏やかな日々が訪れる事を願って止みません ・・・ 。




 
     では、また。