レッド・ツェッぺリン (Led Zeppelin) の 「トランプルド・アンダーフット (Trampled Underfoot) 」 は、1975年リリースの6枚目のアルバム (2枚組) 、「フィジカル・グラフィティ (Physical Graffiti) 」 に収録。

 彼らが本国イギリスで発表したシングルは、「Whole Lotta Love (= 邦題 胸いっぱいの愛を) 」 と 「トランプルド・アンダーフット 」の2枚のみで、しかも、「Whole Lotta Love」 においては、発売直後さしたる理由も発表も無く、回収されたとの事。

 アルバム 「フィジカル・グラフィティ」 のタイトルは、ジミー・ペイジの考案で、「アルバム1枚を制作するのに、どれほど肉体的な労力が費やされているか、という事を表現したかった」 という。

 今日の曲 「トランプルド・アンダーフット」 は、ロバート・ジョンソンの 「Terraplane Blues」 を基に作曲されたものである事は2007年、ロバート・プラント自身によって明かされている。

 また、ジョン・ポール・ジョーンズ自身は、この曲のアレンジについて、普段、愛聴するニューソウルから曲想を得たと証言している。 ハードロックとディスコの初の融合でもある。

 発表当時から、この曲でのジョーンズによるクラヴィネットの演奏が、音楽マニアによってスティーヴィー・ワンダーの 「Superstition」 (1972年) 、歌メロの一部がドゥービー・ブラザーズの 「Long Train Runnin'」 (1973年) に類似している事が指摘されている。 しかし、関連性については確証があるものではない ・・・ との事。


 映像は、アルバムのスタジオ・ヴァージョンの音源の物と、当時のライヴの物と2本を。























Physical Graffiti/Led Zeppelin

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                では、また。