エルトン・ジョン (Elton John) が、ソロ・デビュー前に参加していたバンド、「ブルーソロジー」 を経て、今日まで続くパートナー・シップの始まりである、作詞家のバーニー・トーピンとの出会いがあり、1967年に最初の共作曲 「スケアクロウ」 が書かれた。

 ジョンとトーピンのチームは、1968年にDJMレコードにソングライターとして入社。 その後2年以上、様々なアーティストに楽曲を提供する事になる。

 ジョンは、彼自身が発売するレコードのために、トーピンと共に、より、複雑な曲を書き始める。 この最初の作品は、ブルーソロジーのギタリスト、カリブ・クエイがプロデュースしたデビュー・シングル、「アイヴ・ビーン・ラヴィング・ユー」 だった。

 1969年には、シングル 「レディ・サマンサ」 とアルバム 「エンプティ・スカイ」 を録音。 これらは、高い評価を得たにも関わらず、レコードの売り上げは芳しくなかった。 しかし、スリー・ドッグ・ナイトに 「レディ・サマンサ」 をカヴァーされる事によって、にわかに、注目を浴び始める事となる。

 ソロ・デビュー後も、スーパーなどで売られる最新ヒットのカヴァー・レコードで、「チャート・バスターズ」 として名前を隠して歌ったり、キング・クリムゾンやジェントル・ジャイアントのリード・ヴォーカルのオーディションを受けるなどしており、この時期の活動にはまだ、明らかでない部分がある。 との事 ・・・ 。


 今日の曲は、前述のデビュー・シングルとなった 「アイヴ・ビーン・ラヴィング・ユー (I’ve Been Loving You) 」 を。 1968年リリース。

 「これが、デビュー曲か !?」 と思わせる、エルトン・ジョンの素晴らしメロディ・メイカーとしての才能が感じられる曲。

 収録されたアルバムは、1992年リリースの 「Rare Masters」 。

 
 映像は、アルバム・ジャケ写真。





Rare Masters/Elton John

¥2,569
Amazon.co.jp


 去年の6月に 「クロコダイル・ロック」 を取り上げさせて頂いた時に、続けて、「この曲も」 と思って予定していたんですが、次の日に You Tube を見たら、「あれっ? 映像が無くなってる ・・・ この前探した時はあったのに ・・・ 」 という事で、保留になっていました。
 
 今回ありましたので、「チャーンス!」 って事で、取り上げさせて頂きました。



    では、またね。