エンゲルベルト・フンパーディンク (Engelbert Humperdinck) は、1936年5月2日生まれ。 ポピュラー音楽の歌手。 第二次世界大戦中に父が駐屯 (ちゅうとん) していたインドで育った。

 芸名はドイツの作曲家エンゲルベルト・フンパーディンクに由来する。
 甘いマスクでバラードを得意とするフンパーディンクは、しばしば 「キング・オブ・ロマンス」 と称され、1960年代から70年代にかけて女性を中心に絶大な人気を誇った。

 「リリース・ミー」、「ラスト・ワルツ」、「愛情の花咲く時」、「地平線の彼方に」、「太陽は燃えている」 などのヒット曲がある。 「リリース・ミー」 は、イギリスで56週チャート・インし、ギネスブックにも掲載された。

 フンパーディンクは、ジェリー・ルイスやディーン・マーチンの物真似が得意で、しばしばステージでその隠れた才能を披露している。

 2004年に自伝を出版し、華麗な女性遍歴を赤裸々に告白し、話題を呼んだ。 また、2005年には新作 「レット・ゼア・ビー・ラヴ」 を発表し、東京国際フォーラムで11年振りとなる来日公演を行った。

 今日の曲 「ラヴ・イズ・ア・メニー・スプレンダード・シング (Love Is A Many Splendored Thing) (= 邦題 慕情 (ぼじょう) ) 」 (愛は幾重もの輝きを持つもの) は、1955年に公開されたアメリカ映画 (同タイトル) の主題歌で (サミー・フェイン作曲) 、映画音楽史上の名作と言われる曲。 映画は第28回アカデミー賞で、歌曲賞などを受賞した。

 映画 「グリース」 では、冒頭のシーンでかかり、こちらはインストゥルメンタルになっている。

 「グリース」 に関連した曲を、この曲を含めて、5曲を予定しています。





 ↓ 「慕情」 は、入っていません。

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     では、また。