東海岸の名のあるセッション・ミュージシャン達によって結成されたオーリアンズ(Orlians)。
 「世界最高のロックンロール・ダンス・バンド」と称された。

 メンバー各人の抜群なスキルが結集し、放出されるサウンドは、“ ブラック・ボトム&ホワイト・トップ ”(黒人的なリズムと白人のヴォーカル・ハーモニー)とも言われた。

 ニューオーリンズR&Bをルーツに持ち(バンド名にも由来する)、ファンキーなロック・チューンとナチュラル・テイストあふれるフォーキーなナンバーで、バンド・カラーを確立した。

 1973年にバンドと同名のアルバムでデビューを果たし、75年の「歌こそすべて」で、今日の曲「ダンス・ウィズ・ミー(Dance With Me)」のヒット(全米6位)を生み出した。

 76年リリースの「夢のさまよい」から「スティル・ザ・ワン」が全米5位。彼らの人気は絶頂期を迎え、順風満帆であるかのように思えた。しかし、音楽志向の相違から、77年にグループの中心人物であったジョン・ホールが脱退。
 これを境に、グループはバランスを失い、残りのメンバーで存続していたものの、やがて解散してしまう・・・。




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     では、また。